特集 やっぱり放射能と食
原発事故から半年、食品の放射能汚染はさらに深刻になり、私たちの選択もますますシビアになっている。私たちが今、健康を守るためにできることは何なのか、考えてみた。
■東電がやるべきことは食べものの汚染の全体像を明らかにすることだ 小出 裕章放射能によってどれだけの食べものがどれくらい汚染されているのか、それを調べて明らかにするのは東京電力の責任だと小出先生は言う。■食べもの&食べ方に気をつけ子どもをしからない。 免疫力を上げることが重要です黒部 信一チェルノブイリ、そして福島の子どもたちの健康相談を続ける小児科医の黒部先生。その経験から、子どもを守る具体的な方法をアドバイスしてくれた。■毒物はぬかにたまる玄米よりも白米が安心です 佐藤 洋一郎当然のことながら、お米も汚染されている。どんなことに気をつければいいのか、「コシヒカリ博士」の佐藤先生に聞いた。●ひと目でわかる!食品の出荷停止リスト&各種基準値データ食品の出荷停止や解除、肥料やごみ焼却灰などの基準値など、放射性物質にまつわるこれまでのデータをまとめてみた。五月雨式に発表される出荷停止やら解除やら、「○○から高濃度の放射性物質が検出された」やらのニュース、追いかけていたつもりでも、わけがわからなくなってしまいそう――なんてこと、とりあえず避けられるかも?●やっぱり測って知りたいです広がり始めた! 食品測定の動き自分たちの手で食品の放射性物質を測定しよう――市民や食品関係企業によるそんな動きが本格化している。10月アタマ現在で編集部で把握しているものをまとめてみた。ここにあげたもの以外の情報を知っているよ?という人は、ぜひ編集部までお知らせください。●市民が測り行動する「市民放射能測定所」が福島市に正式開設セルフでお安く食品測定気軽に利用できる「ベクミル」●食品メーカー初!自社製品の数値を公開する「雪国まいたけ」宅配系もがんばっているよ
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- 格闘する思想 樫村愛子