放射能と給食
私たちの:食”のあり方を大きく変えた放射能。子どもたちが日々食べる給食に、親たちは大きな不安を感じている。給食をめぐるさまざまな事例を見てみた。
●子どもの命を守りたい一心で始まった地域からの運動 給食の安全を求める世田谷のママ奮戦記 中山 瑞穂「3・11」は、それまで政治に関心のなかった母親たちを変えた。子どもの安全のため学校給食に注目し始めた彼女たちは、やがて「世田谷こども守る会」を結成して、東京都世田谷区の行政を変える運動を作り出していく。●なぜ地元の新米があえて使われたのか 郡山の米飯給食をめぐる「疑惑」 成澤 宗男学校現場では原発事故などなかったかのように、放射能の問題は意図的に忘れ去られようとしている。そして「地産地消」の美名のもとで、給食も子どもの安全より行政の思惑が優先されている。●全国の自治体が続々踏襲 「横須賀方式」はどこまで有用? 古川 琢也産地の公表すら拒む自治体も依然少なくない中、横須賀市が採用した測定法が注目を集めている。だが、これで給食の安全は担保されるのだろうか。●業界の喰いものにされる子どもたち 給食の牛乳を拒否する権利はあるのか 天野 一哉学校給食で {毎日} といってよいほど、提供される牛乳。どのように検査され、流通しているのか。そもそも給食の牛乳は飲まなくてはいけないのか。
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