日本社会を蝕む パワーハラスメント

職場でのいじめ、嫌がらせ。いわゆるパワーハラスメントが急増している。2011年度の全国の相談件数は前年度比17%増の約4万6000件。昨1年間で「勤務問題」を理由に自ら命を絶った人は2472人に及ぶ。あなたの職場は大丈夫か? 日本社会を蝕む「職場いじめ」の実態とその改善策を探った。

●増える被害 進まぬ対策深刻化する「職場いじめ」に打つ手はあるのか松前 陽子◆厚労省の円卓会議委員、岡田康子 「クオレ・シー・キューブ」代表に聞くトップが変われば、組織は変わる◆被害者軽視の認識自体が問題だ国際的動向に詳しい大和田敢太 滋賀大学教授●被害者の痛みにどう寄り添うか激論1年間 『週刊金曜日』のパワハラ規程伊田 浩之パワハラ規定ではなにが重要なのだろうか。「隗より始め」るため、約一年かけて議論している小社の事例を報告する。●職場における精神的ハラスメントが社会問題になっているフランスの現状と対策を聞く――ロイック・ルルージュ徹底した競争原理での異動・転勤や2万人のリストラ。この3年間で50人以上が自殺し首脳陣が告発されました

  • Twitterでの「原発発言」がネットで大反響ついにNHK退職 元アナウンサー 堀潤氏 独占インタビュー これからのメディアを考えていきますNHKのTwitter公式アカウントで「原発発言」をして、局内で問題とされた元花形アナウンサーの堀潤氏が4月に退職。そこで、本誌は原発やメディアに対する想いを直撃した。
  • 自民党憲法改正草案 徹底批判シリーズ1 改正手続き要件 小沢 隆一今は表だった動きを潜めているが、七月の参議院選挙で勝利したら安倍自民党が一挙に憲法を破壊する動きを強めてくるのは自明だ。この重大な選挙を前に同党が実現を目論む改憲草案の危険性をきちんと把握するために、今週から問題点を明らかにしていく。私たちの憲法を、立憲主義を無視する自民党に蹂躙させるわけにはいかない。
  • 日本音楽史の奇跡「ベルウッド40周年」を語る音楽が政治にモノを言い、社会や生き方に影響を与えた時代 司会 田家秀樹・小室等・三浦光紀1970年代にひときわ強い光をはなったレコード・レーベル「ベルウッド」。その設立40周年の昨年末から復刻盤や記念盤の発売が続いている。なぜ今も色あせないのか。その秘密に迫る。
  • パソコン遠隔操作事件の佐藤博史弁護士が激白「片山祐輔被告は間違いなく無実だ」  青木 理 パソコン遠隔操作事件で、東京地検は三月二二日、IT関連会社社員の片山祐輔さんをハイジャック防止法違反(運航阻害)などの罪で東京地裁に起訴した。だが、弁護人の佐藤博史弁護士は間違いなく冤罪で、警察・検察の対応はむちゃくちゃだという。
  • 満腹の情景食欲を揺さぶるオノマトペ 写真・文 木村 聡“あはははははは”と書かれた皿にロールケーキが。走る線の真ん中に肉のかたまりが“ジャーン”。 イタリアンレストランのHiRosofi(東京都中央区)では、コース料理のどれか一品に、漫画がデザインされた「マンガ皿」を使い始めた。サーブする際には皿の表現に合わせ店員もパフォーマンス。「ジャーン」の声をいっしょに差し出されるマンガ皿の料理に、客からは思わず笑顔がこぼれる。 絵柄は8種類。オーナーシェフの山田宏巳さんは、目からも料理を楽しめるそのユニークさに注目。一流シェフが作る料理はそれだけで満足だが、漫画ならではの遊び心がいっそう食卓を彩り、別な美味しさを添えているようだ。
  • 「大本営」へ先祖返りした記者クラブ・メディア 柴山 哲也日本の報道の自由度が急激に下がっている。原発事故による抑圧が原因だ。メディア論に詳しい『朝日新聞』OBが体験をもとに問題点を指摘する。
  • どうする?親の介護1一緒に考えましょ、親の介護 太田差惠子昔とは家族関係や経済状況がまったく異なる状況下で、子ども世代にとって、親の介護は切実な問題です。全12回で、悩める子ども世代のための方策を考えます。

購入

  • amazon
  • Fujisan
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング
  • 定期購読

ページトップに戻る