日本を壊す!? 自民党

中央は「原発再稼働、米軍普天間基地の辺野古移設、TPP交渉参加」。地方は「原発全廃炉、普天間県外移設、TPP反対」。自民党本部と地方との主要政策の矛盾が甚だしい。民主党の「公約違反」を攻撃して政権に返り咲いた半年前の自民党だが、参院選挙を前にした「公約分裂」の実態はもはや詐欺に近い。加えて、リスク評価を明示しない「アベノミクス」で有権者を幻惑する安倍晋三政権。そんな自民党に再び大勝させてはいけない。その先にあるのは、“日本と憲法を壊す”壊憲と「国防軍」だ。一方、浮上のきっかけをつかめず低迷する野党第一党・民主党をよそに、気炎を上げる新興政党。はたして民意はどこに流れるのか。

●中央は「再稼働」、地方は「全廃炉」これで二度目有権者を愚弄する二枚舌の原発政策藍原 寛子●国策に保守が反旗をひるがえした「基地県内移転」を拒む自民党沖縄県連屋良 朝博●「山形の乱」でついに伝統的支持団体までが離反自民党のTPP交渉参加に「裏切られた」と各地で怒りの嵐横田 一●少数派でもこの政治を変えてみせる!みどりの風・緑の党・生活の党本誌取材班数はともかく、志の高さと変革への意欲では負けはしない。概してメディアからは無視されがちだが、新たに出発した政党として、参議院選挙に臨むその熱き思いを語る。

  • 6・23慰霊の日“内閣総動員”で臨む安倍首相に怒りの声 写真・文 尾崎 孝史六月二三日、沖縄は戦後六八年目の慰霊の日を迎えた。普天間飛行場の辺野古への移設堅持や、今夏にも予定されるオスプレイの追加配備計画に県民の反発が一段と強まっている。沖縄戦の意味をあらためて問う。
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  • 自衛隊とサリン 第6回「大宮駐屯地グラウンドに毒物入り一斗缶10缶を埋めた」元自衛官Aさんが場所を特定し証言 片岡 伸行「防護目的のため」として極秘のサリンなどの毒ガスを製造していた陸上自衛隊大宮駐屯地にある化学学校。元自衛官のAさんはその駐屯地内のグラウンドの一角に、「毒物を大量に入れた一斗缶10缶を埋めた」と証言する。周囲には多くの民家や学校も。毒物遺棄が事実なら、「防護」どころか、この組織自体が「危機」を招いていることになる。
  • 浮躁中国海南省・小学生淫行事件の余波 麻生 晴一郎教育関係者らが女子児童と淫行――。事件そのものもスキャンダラスなのに、抗議した人気ブロガーが拘束される事態にまでなっている。正当な抗議すらも受け付けない、中国の腐敗ぶりが如実に現れている。
  • 通信傍受で無差別にプライバシー侵害か世界最大の情報機関・NSAの実像 田岡 俊次
  • 中野麻美さん(弁護士)に聞く参院選、雇用政策の争点安倍政権下で過酷な労働市場が生まれる 清水 直子

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