参院選 脱原発、護憲は負けたのか? どうなるの ニッポン
目の前にぶら下げられたアベノミクス(経済政策)という“ニンジン”が効果を上げたのか。第二三回参議院選挙は安倍・自民党の圧勝に終わった。しかし、民意は手放しで安倍政権の継続を望んだわけではない。この国の根幹に関わる改憲、原発再稼働、TPPなどの重要争点は国論が二分されている状態だ。しかも、収束にほど遠い福島原発事故処理と進まぬ復興、秋の消費税増税判断、TPP参加と原発再稼働など課題は山積。政治と民意はますます乖離する可能性がある。注目選挙区の当落状況と選挙結果の分析とともに、安倍政権の継続によって今後の日本はどうなるのか、本誌編集委員六人が綴る。
◆原発と将来不安消したマジックワード選挙◆選挙には負け、政権への縛りを勝ち取った山形◆小沢王国の崩壊TPP反対派はどうなる・雨宮処凛私たちの前に希望はある。・宇都宮健児この国はどこに行くのか・田中優子まぼろしから現実を取り戻す・中島岳志安倍ネオコン政権に対峙する・落合恵子権力に噛みついたまま、蟻は生きていく・佐高信分断と切り捨てが強まる■西川伸一の政治時評〈拡大版〉巨大与党と虚弱野党を前にした私たちはこれからの三年間を「拮抗力」を鍛える「千載一遇の好機」にしなければならない
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