特集 日本の英語教育は間違っている

コクサイカ=英語力の短絡に子どもたちや教師が振り回されている。小学校の英語教育の開始時期を3年生に、5年生からは正式教科に? 政官財をあげて英語教育“改革”の大合唱だが、全国的な早期教育はどれほど有効だろうか。

●効果はいかほど?英語早期教育の知られざる功罪本誌取材班●立教大学特任教授 鳥飼玖美子さんに聞く“英語を学ぶのは早い方がいい”は幻想「大学受験にTOEFL等」「小学校英語の教科化」など、政府が次々と打ち出す英語教育政策の「改革」案。メディアの英語講師としても著名な鳥飼玖美子さんが、これに疑問を呈する。◆文部科学省に聞きました日本の英語教育を、どうするつもりですか?●外国人の講師にも強いられる過酷な労働条件過熱する小学校「英語教育」の現場松元 千枝英語の会話力や交渉力を身につけようと、職場や学校ではネイティブ・スピーカー講師の需要が高まる。だが規制緩和による労働条件の切り下げが続き、現場では今、そのあり方が問われている。●「コクサイカ」?「英語が成功の鍵」?海外から見たら、奇々怪々の日本の英語教育久保田 竜子解説・構成 村上 朝子日本ではまことしやかに唱えられている英語教育をめぐる言説のウソを、海外で言語教育に携わる専門家が明らかにする。●企業に聞きました「社内で英語」の取り組み、現在は?グローバル経済を勝ち抜くために、社内英語公用語化など、積極的に英語力の強化を図る代表的な企業に、英語教育に関するアンケートを実施しました。質問は、以下の3項目です。◆元ピースボート職員・高橋麻帆さんに聞きましたグローバル・イングリッシュで国際交流!

  • スクープ8000人以上の加盟店経営者をだます「販売協賛金」という名の不当利益の手口ファミリーマートの裏リベートの証拠が発覚 渡辺 仁「ピンハネされてる」、「原価をごまかされてる」――コンビニ加盟店が疑惑の目で見ていたコンビニ本部の仕入れ代金ピンハネ疑惑。本誌はコンビニ第3位のファミリーマートが「販売協賛金」などの名目で受け取っているリベートを裏づける覚書を入手した。不当利益の疑いのある取引実態に迫る。
  • 多発する食品偽装事件。消費者へのお詫びなし体質にすべての原因が隠されている 垣田 達哉阪急阪神ホテルズ系列のホテルで、信じられない内容の食材偽装表示が行なわれていました。さらにザ・リッツ・カールトン大阪はじめ全国のホテルでも同様な偽装が。何がどうなっているの?
  • 本誌編集委員 田中優子プロデュース自らの拠って立つ位置とは 三浦 友幸・川崎 那恵・李 知 蓮・佐藤 東洋司会・野中 大樹(編集部)若い世代の批判をする力、精神が弱まったと言われる。言論媒体の激変や価値観の多様化、社会の仕組みそのものが複雑化してきた側面もあろうが、自らが拠って立つ場所を見失いかけているようにも見える。九月二一日、各地で現実と格闘する三〇代の四人の方たちに集まってもらい、法政大学でシンポジウムを開いた。◆獲得しつつある視点総合司会・田中 優子
  • 島袋前市長「乱入」で混迷極める移設容認派大混乱の名護市長選候補者選び 本誌取材班来年の一月に迫る沖縄県名護市の市長選。現職の稲嶺進市長は普天間飛行場の受け入れ反対を掲げ、再選に臨む。今回も、対する受け入れ派との一騎打ちになるかと思いきや、移設容認派のあいだで“内紛”が勃発。受け入れ派が分裂劇を演じている。
  • 公共放送人事への露骨な介入で「従軍慰安婦」番組改変が常態化か安倍晋三首相、NHK経営委員に「お友達」4人を提示 丸山昇 ジャーナリスト政府は10月25日、NHK経営委員会(定数12)委員の国会同意人事案を衆参両院に提示した。5人のうち新任の4人は安倍晋三首相と近く、菅義偉官房長官は、人事案が首相主導で練られたことを隠そうともしない。NHKを自分の色によほど染めたいのだろう。
  • 佐藤優の飛耳長目90戦争を行なうか否かを判断するのが日本版NSC 
  • 新わたしと憲法シリーズ秋山豊寛原発難民として声をあげる日本人初の宇宙飛行士 勝てるから闘うんじゃない。負けられないから闘うんだ。絶望したら負けなんです。

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