曽野綾子とは何か

●それでもベストセラー「作家」曽野綾子というチッポケ佐高 信長年、保守論壇で活動する曽野綾子氏の著書『人間にとって成熟とは何か』がベストセラーになっている。なぜ、誤読と説教をふりまく曽野氏の言説を多くの日本人は受け入れてしまうのか。そもそも「曽野綾子」とは何なのか。長年、同氏を批判しつづけてきた佐高信が改めて「曽野綾子」を斬る。●『ある神話の背景』の不都合な真実「沖縄集団自決論争」に関し曽野氏へ“公開質問状”山崎 行太郎『サンデー毎日』を舞台にした本誌編集委員・佐高信と曽野綾子氏の応酬。曽野氏からは一切触れられなかった沖縄戦集団自決について、保守論壇を代表する筆者が曽野氏に対して、本記事を“公開質問状”として叩きつけた。●オトコ目線の“愛国オンナ”が増えている!?声をあげている「隣の女」への激しい嫌悪北原 みのり曽野綾子氏の「説教」が昨年、『週刊現代』で「私の違和感」として女子社員たちに向けられた。多くの人たちの「違和感」を呼んだ内容だったが、その一方で共感する人たちが大勢いたのも事実だ。その背景にあるものとは――。●IT、メディア業界、政界の仕掛け人見城徹・幻冬舎社長にテレビ朝日は牛耳られたのか松井 克明大々的な広告展開でベストセラーを仕掛ける幻冬舎商法。そのトップに君臨する見城徹氏とは――。安倍晋三氏との親密すぎる関係など、メディアを利用して政界をも操ろうとする姿が見えてくる。●靖国参拝、9条、日本の貧困問題で異なる見解「曽野綾子=カトリック」ではない編集部曽野綾子氏はカトリック信者としても知られ、エッセイなどでたびたび聖書を引用している。読者の中には、曽野氏の言説=カトリックの意見と混同している人もいるかもしれないが、実際は大きな相違点がある。

  • 沖縄の民意は新基地にNO!名護市長選 現職・稲嶺進氏が制す 野中 大樹全国の注目を集めていた沖縄・名護市長選は「海にも陸にも新しい基地はつくらせない」と訴えていた現職の稲嶺進氏が再選された。普天間飛行場の辺野古への移設に民意は改めて「NO」をつきつけた。
  • 真相追及キャンペーン第1弾人材派遣大手パソナグループ社長南部靖之氏の消したい過去「全財産40億円を失った」と友人が怒りの告発 佐々木 実かつて「ベンチャー三銃士」の1人ともてはやされ、派遣会社パソナを業界大手に急成長させた南部靖之氏。しかし、そのビジネスが軌道にのり出す前に南部氏を世話した友人は今、怒りに震えている。労働者の商品化によって大成功した南部氏は過去、何をしていたのか。近著でパソナグループ会長竹中平蔵氏と政治の関係をあぶりだした気鋭のジャーナリストが、南部氏の過去を解きあかす。
  • アリエル・シャロンの孤独な死 小田切 拓「虐殺者」「和平の推進者」などさまざまな評価があるイスラエルのシャロン元首相が1月11日に死亡した。現地に長年入り続けるジャーナリストが、この政治家が残した軌跡を振り返りながら人物像を描く。
  • 前ミス・インターナショナルが大手芸能事務所幹部を告発大手メディアも完黙の不可解さ 高田 欽一+本誌編集部2012年に日本人初のミス・インターナショナルとなった吉松育美さんが昨年12月、日本外国特派員協会で芸能界の闇を告発し、世界で報じられた。だが一部報道をのぞきマスコミは完黙。大手芸能事務所バーニングの圧力か、との見方もある。
  • 次世代に巨大なツケを残さないために新国立競技場建設で噴出する疑問 森 まゆみ2020年東京五輪のメインスタジアムとなる新国立競技場建設をめぐり、デザイン競技の妥当性から維持費の巨額さまで、さまざまな問題が浮上してきた。招致の知事が辞めたのだから、五輪は返上するのが、一番すっきりするのだが……。
  • 〈脱〉混迷ニッポン(14)(株)エス・シー・エス社長 木之本 興三「金儲け」より「人儲け」 病と闘い立ち上げたJリーグ 山岡 淳一郎プロサッカーのJリーグが発足して21年。今でこそ海外で選手が活躍する姿は当たり前だが、その陰には「アマチュアリズム」の壁と闘い、病と闘いながら尽力した人物がいる。現在も関係者から頼りにされる木之本興三さんだ。
  • 特定秘密保護法は廃止を!!!情報保全諮問会議の座長に渡邉恒雄氏(87歳)を据えた官邸の思惑「法律必要」読売新聞グループの本社会長兼主筆 本紙取材班「よりによって彼が座長とは」――特定秘密の指定、解除などの運用基準策定にあたって意見を聞く「情報保全諮問会議」の構成員が発表された1月14日、驚きの声が上がった。露骨な政府・与党よりの人事だからだ。

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