NHKと安倍自民党

NHKの新会長に座った籾井勝人氏(70歳)の言動が国内外に波紋を広げている。「安倍自民党の国営放送化するのではないか」というのだ。世界最大の放送局のあり方を問う。

  • 暴言繰り返す百田尚樹・長谷川三千子経営委員
    “お友だち”籾井会長に職員1万人はウンザリ
    伊田浩之

  • OB・OG座談会 籾井問題発言を報道しないNHK
    予算を国会に握られていては政治とは対峙できない
    戸崎賢二・池田恵理子・永田浩三

    籾井勝人会長の問題発言は、NHK内外に大きな波紋を広げている。「慰安婦」問題を取り上げた番組づくりにかつてかかわったNHK元ディレクターなど、NHKのOB・OGが語り合った。虐げられた人とか弱い立場の人に寄り添う報道姿勢が欠けている ――戸崎負け戦は絶対伝えないという戦争中の“NHK”が復活してしまう ――池田NHK職員と市民の連帯でこの事態を切り開きたいものです ――永田

  • 田母神語録から読み解く安倍晋三首相の『美しい国』
    危うい尖閣沖開戦と日本帝国主義
    魚住 昭

  • NHK経営委員のベストセラー作家の素顔
    百田尚樹氏のドンビキなウヨク度
    能川元一

    特攻隊員の生涯を描く小説『永遠の0』で“ベストセラー作家”の仲間入りをした百田尚樹氏。昨年11月11日にはNHK経営委員に就任したが、インターネットを中心とした彼の言動には“ナンセンス”な内容が目立つ。

  • 「文句があればクビにしろ」――
    都知事候補の応援で開き直る百田氏の赤裸々演説まとめ
    編集部

  • 吉田茂元首相がGHQに抵抗
    免許付与・規制を行政が持つのは日本のみ
    砂川浩慶

    電波の政治利用を“自制”し、表現の自由を確保するために各国は独立行政委員会を導入している。しかし日本ではいまだに行政府が権限を握ったままだ。電波行政のあるべき姿とは?

  • 検証・東京都知事選脱原発派は負けたのか ◆選挙結果 私はこう見る
  • 真相追求キャンペーン第2弾 人材派遣大手パソナグループ社長
    腹を切る覚悟の友人「すべてを話したい」南部靖之氏の株をめぐる疑惑
    佐々木実

    本誌1月24日号に掲載した記事「南部靖之氏の消したい過去『全40億円を失った』と友人が怒りの告発」は反響を呼んだ・パソナグループ社長の南部靖之氏が友人から民事訴訟を起こされたからだ。第1回口頭弁論では、南部氏に関するさらに不可解な事実が浮かび上がってきた。

  • 一気に進む雇用規制緩和
    「岩盤規制」の突破というレトリック
    東海林智

    わずか1年前に施行した改正労働者派遣法を根本的に見直すという。「岩盤規制」という言葉を使い、労働者を保護してきた規制を悪者に仕立て上げて、一気に取っ払おうというのだ。

  • 公安調査庁職員が市民団体に潜入か偽名で身分を隠す 編集部
  • 新興国通貨の対ドル急落、円高ドル安で日本株価も下落
    国際的視点欠く米国の量的緩和縮小方針
    石井 陽一

  • 味があるのは研究よりも研究者?
    STAP細胞騒動に何を見るか?
    天笠啓祐

    研究そのものではなく、研究者のほうが脚光を浴びるSTAP細胞。そんなんでいいのでしょうか? 日本の科学報道は。

  • いったい何者だ?
    謎のユニット「ダフト・パンク」グラミー賞5冠!の理由
    長利清之

    「ダフト・パンク(Daft Punk)」をご存じだろうか。フランス出身の2人による、何やら妙なユニット。ライブでもフルフェイスの仮面をかぶり素顔を公開しないなど、ユニークなパフォーマンスが人気だ。先日の第56回グラミー賞では、主要部門である「最優秀レコード」「最優秀アルバム」など5部門で受賞を果たした。……なぜなんだ?

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