東日本大震災から3年 福島原発事故の今
東京電力福島第一原発事故から3年。事故収束もままならず。避難生活を続ける数万人もの人々。「脱原発」を望む多くの声を無視するかのように、再稼働に突き進む政府自民党。まだ、原発事故は終わっていないのにである。
- 利権構造の再現を狙う巻き返しはかる
原発推進派の策動
- あきらめない、闘い続ける脱原発運動は
つながる福島原発震災から3年
この間、大勢の市民が声をあげ、立ち上がった。安倍政権が福島の“今”を黙殺し、再稼働に邁進する現在こそ、その積み重ね、つながりがしぶとく発揮されるに違いない。最前線で活動してきた人たちは今、どんな思いを抱いているのか。
- ワイド 原発震災の爪痕
- 相次ぐ単純ミス
なぜ起きる 1Fで不足気味の熟練作業員
- フクイチ事故処理に国は“お手上げ”
廃炉の見通しつかず「協力」をお願いする経産省
- 政府に欠ける「当事者主権」
児玉教授は言う。「除染は可能です」
- 大金を投じても疑わしい効果
崩壊した「除染で復興」という神話
- 山下俊一氏は被曝を「宿命」と言った
増大が止まらない児童・生徒の甲状腺がん
- ホットスポットはどうなった
初期被曝の影響を懸念し自ら動き出した親たち
- 放射線視覚化プロジェクト
あの時から世界は変わった――この「烙印」を視覚化する
- 厚労省はデータすら把握せず
被災した障がい者が負わされた苦悩
震災後、わずか8日後から被災障がい者の支援に乗り出した「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」(福島県郡山市)。原発震災から3年、行政の支援がほとんどないなか、福島で被災した障がい者の今を追う。
- 震災後に要支援者数は倍増
引きこもる高齢者たち
- 仮設暮らしもう2年半
なぜ遅れた復興公営住宅
- 月10万の「精神的賠償」が打ち切り
「被災者切り捨て」に町が集団申し立ても
- 自主避難を選択して帰るべきか
葛藤は続いている
- 現職女性議員座談会
「境界を越えて女性が手をつなぐことが大事」 - 「君が代」強制、公募校長、幼稚園の民営化……
政治主導で迷走する橋下教育改革大阪都構想をめぐり橋下徹大阪市長が突然の辞任。「出直し市長選挙」が3月23日に迫っている。府知事時代から教育関連条例を次々と成立させ、まさに政治主導の教育政策を行なってきた。その結果、大阪の学校はどうなったのか。「出直し市長選挙」を前に、教育現場の実態を追った。
- 満腹の情景
名前をなくしたアグータロウとハナコと大二郎豚飼いの名は山本五郎。タロウとハナコとは13年来の付き合いだ。2頭は沖縄の希少なアグー豚。養殖豚としても現役で、純粋なアグー生産を行なう山本さんの欠かせない相棒である。「アグーでも普通の餌なら同じ。肉の味は飼い方で変わります」 山本さんは品種もこだわるが、餌にもこだわる。使うのは小麦ふすまや酒粕など。その日はアグーの好物というセンダン草を刈り集め、手づから子豚に与えていた。 現在、山本さんは飼育規模を大幅に縮小し、定期的には豚の出荷をしていない。アグーとアグーとして食べてもらうには、今の沖縄はたやすい環境とはいえない。純血種も交雑種もいっしょくたなアグー豚肉市場。山本さんのアグーは本当の幻の豚になりかけている。
- 舛添新知事は石原・猪瀬路線を引き継ぐのか
最高裁で取り消された不起立による処分を出し直した都教委東京は舛添都政下で初の卒業式シーズンを迎える。「僕、国歌歌わないもん」などと最近文芸誌で語った石原知事時代の負の遺産は断ち切れないのか。
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掃除上手は片付け上手?モノを減らせば負担も軽減「断捨離」が流行るなど、いかに「モノ」と付き合うかは今も昔も同じ。「苦手」「面倒」な掃除も、モノが少なければ手間もかからず、効率よくなるのです。
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メニュー表示ガイドラインのおかしな解釈偽装メニュー表示事件を受けて、メニュー表示の新たなガイドラインが発表されました。そこで問題になっているのが、サーモンとサーモントラウト。