闘うアート
グラフィティによる"芸術的テロリスト"、バンクシー。過激な諷刺マンガで反体制を貫くラルフ・ステッドマン。版画に権力の変わらぬ本質への批判を込める美術作家、風間サチコ――。社会の常識と価値観を揺さぶり、ひっくり返し、嗤い、皮肉り、描く。そんな本物の「闘うアート」が、ここにある。
- いまこそDO THE BANKSY!
反骨のグラフィティゲリラ バンクシーに何を学ぶか
匿名のまま世界で有名になったゲリラ・アーティスト、バンクシー。グラフィティや現代アートの枠を越えた政治的な作品群から、形骸化した民主主義を根底から突き動かすためのロジックと手法を学ぶ。
- 書評『Banksy’s Bristol:HOME SWEET HOME The unofficial guide』
有名(フェイマス)なのに匿名的(アノニマス)な男の〈無名時代〉再訪
- 書評『BANKSY:YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THERAT』
「1冊だけ買うならこれ」最高のガイドブック イルコモンズ
- 政治家を斬り、社会を告発し、諷刺画で世界を変えようとした男ラルフ・ステッドマン
インタビュー ラルフ・ステッドマン
その痛烈な諷刺画は、既存の価値観に反逆し、道徳に唾をはき、体制に拳を振り上げた時代の、沸騰するエネルギーの表現だった。そんな彼の目に今の時代はどう映るのか。自らの映画公開を機に、話を聞いた。
- 満州国と15年戦争、そして「安倍日本国」
表現が暴くのはその繰り返しの構図
3・11以降、現代美術は社会をテーマにしつつも、同調性を強く帯びるようになった。その中で気炎を吐くのが、風間サチコだ。江戸時代からの政治批評メディア、版画を武器に、彼女は安倍政権下の日本国を一刀両断する。
- 大阪市長選で明らかになった橋下維新の落日
- 自治体初! 大間原発の建設差し止めを求める函館市
国と電源開発の「禁じられた遊び」 - 追いつめられた情況の中で(中)対談 辺見 庸×佐高 信
「心」と言い出す知識人とファシズムの到来 - 武器輸出禁止の撤廃は平和の脅威だ
- 「食文化」か「残酷」か
動物福祉から見た「フォアグラ論争」 - 自由と創造のためのレッスン(23)
アントニオ・ネグリと現代思想(1) - アクト・オブ・キリング監督インタビュー
パフォーマンスという感覚遮断が大量殺人を可能にした