ブラジルW杯の表と裏
6月13日(日本時間)、「2014FIFAワールドカップ」がブラジルで開幕した。大会の模様は世界中で放映され、視聴者は数十億人にも上るという。本誌では、世界中が注目する優勝トロフィーの行方の影で知らされない、もう一つのワールドカップ、もう一つのブラジルを考える。
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それぞれの想い
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国境も人種も宗教も越えサッカーが結ぶ世界
商業主義と国家主義に溢れたFIFAワールドカップ・ブラジル大会とは対照的な、もう一つのワールドカップが、北欧のサープミ(英語名ラップランド)で開催された。本来の意味で、世界を一つにするスポーツの力を、現地から伝える。
- 小池洋一・立命館大学教授に聞く
「社会自由主義」という選択サッカーだけではない! ブラジルの挑戦
ブラジルで開催中のW杯サッカー競技の模様が世界のメディアを駆けめぐっているが、資本主義でも社会主義でもない新たなオルタナティブ(選択肢)「社会自由主義」を掲げるこの国の実像は知られていない。ラテン・アメリカ経済の第一人者、小池洋一・立命館大学特任教授に聞いた。
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