今だからこそきちんと知りたい 「慰安婦」問題の本質とは何か

今、右派メディアでは「慰安婦」捏造論や、『朝日新聞』バッシングが、すさまじい勢いで繰り広げられている。日本の「負」の歴史を顧みないばかりか、被害者を罵倒攻撃する一連の流れに、本誌は敢然として対抗する。

  • 「慰安婦」問題の基礎知識
    川田文子

    「慰安婦」を知らない人のために、知っておきたい事柄を解説します。当時の日本軍が女性の人権をいかに蹂躙したか、「慰安婦」問題の本質を見誤らないでほしいのです。

  • 「誤報」が問題の本質ではないデタラメな週刊誌報道
    「『朝日』叩き」の異常
    梁澄子

    「慰安婦報道」で『朝日新聞』が訂正記事を出して以降、『読売』『産経』に続き各週刊誌による「誤報」批判がすさまじい。だが、いくらよってたかって『朝日』を叩こうが、日本軍「慰安婦」という問題が存在することに変わりはない。

  • 『文春』、大高未貴氏による“でっちあげ”報道を韓国人教授が告発
    渡部睦美

    1990年代に行なわれた「慰安婦」の聞き取り調査について、韓国人教授が誤りを認めたとの記事が今年4月、『週刊文春』に掲載された。だが教授は「事実を歪曲された」としている。


  • 『週刊文春』への反論
    安秉直

  • 原発再稼働、消費税増税、GPIF改革へまっしぐら
    「チェック&バランス無効内閣」が始動 横田一+編集部

  • ダグラス・ラミスさんに聞く
    「戦争できる国」のリアル 聞き手:市川はるみ

  • 福島・双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」
    原発推進標語をつくった少年の26年 鎌田 慧

  • 脱北者が語る「北朝鮮調査」のゆくえ
    「拉致被害者の何人かは間違いなく帰ってくるが……」 座談会 川崎栄子・石川学・李花紅・?英起

  • 大津由紀雄有識者会議委員、“英語教育改革”を批判する
    「日本語も英語も身につけられない子どもが増えるだけです」

  • 朽ちてゆく福島の除染土のう袋 写真・文:冨田きよむ
  • 連載 オヤジの家めし10
    家めしに必要なのは「道具愛」よりも「料理愛」 佐々木俊尚

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