歴史修正主義と「慰安婦」問題
◆16人の元「慰安婦」たちの証言について●新聞記者は騒動をこう視る 東京に本社を置く全国紙は往々にして中央政治の顔色を窺いがちだ。一方、『朝日』バッシングの最中、萎縮せずに報道したブロック紙・地方紙をご存知だろうか。彼、彼女らがいま何を考えているのか、記者たちに寄稿してもらった。
- 強制労働の事実は覆らない『朝日』報道検証をきっかけに「慰安婦」問題を再び国民的課題に
「報道」検証より「慰安婦」検証を
『朝日』報道で「日本のイメージは大きく傷ついた」と答弁した安倍首相を筆頭に、「河野談話」が吉田証言に依拠していない、という事実が証明されてもひるまず、その「見直し」を口にする保守政治家たち。今、あらためて必要なのは、「慰安婦」問題そのものの検証ではないのか。
- 歴史への無知を貫く者へ『週刊文春』と大高氏による「河野談話」つぶしに反論
元「慰安婦」調査担当のアン教授が本質を語る
『週刊文春』が、「慰安婦」の証言集についての評価を歪曲して報じたと告発したアンビョンジク教授。とくに、既存の研究・調査を無視した「河野談話」つぶしの論調に、アン氏が談話の再評価と記事への反論を展開する。
- いかに歴史を歪めてきたか
「侵略」、「南京」、「慰安婦」等で効力喪失の偽造手口『産経』と歴史修正主義の「限界」
日本の戦前の歴史を美化し、正当化しようとする動きは根深い。特に『産経新聞』は自民党や保守勢力、「自習主義史観」と称する「学者」たちと一体になり、歴史を改竄し続けてきた。だが、今やその破綻をかれらも認めはじめている。
- 作家・半藤一利氏に聞く
歴史とは人間がどういうものか学ぶこと
歴史は、今に生きる教訓の宝庫だ。だが、往々にして人々は、そこから学ぼうとしない。しかし時代が危険な兆候を示し始めた現在、戦争の連続だった過去の時代と向き合い、もう一度歴史をひもとかねばならない。平和と憲法九条、そして民主主義を守り抜くために。
- 『朝日』叩きで加速する新聞離れ
- 首相に唱道される歴史修正の危うさ
- 荒唐無稽な歴史修正主義とは別の途を
「日本を取り戻す」という「原理主義」
1980年代まで、当然のように持っていた日本中心のアジア観。だが、その幻想は脆くも崩れ去った。「あの頃を取り戻したい」という偏狭な意識が歴史修正主義の根幹にある。
- 福島県知事選の最大争点は原発である
- 半藤一利氏に聞く歴史とは人間がどういうものか学ぶこと
- 新聞記者は騒動をこう視る
- 新連載漫画 ワイセツって何ですか?
- 新・買ってはいけない202「プリン体0、糖質0」発泡酒に安全・安心を求めてはいけない
- 日本は食品表示の「劣等生」!
- 自殺者の大半がカジノに出入り韓国「江原ランド」が物語る亡国政策の実態