〈戦後70年〉統一地方選
その無関心が
戦争を招く
戦後70年を迎えた年の統一地方選挙の最中だ。安倍政権は地方選挙への影響を恐れて、安保法制や改憲についてはトーンダウンした。平和を掲げる公明党に配慮してのことだろう。しかし地方選挙後には、選挙結果を受けて集団安全保障を行使するための関連法制の議論を一挙に進め、憲法改悪も視野におくだろう。足下の政治でなにが問われているのか考える。
- 増える無投票区、「日本会議」も多く出馬
- 与野党全面対決の注目選挙区・北海道知事選
“隠れ再稼働派”の現職に
「脱原発」の野党連合が対峙
10道県の知事選告示でスタートをきった統一地方選。なかでも注目を浴びるのが国政与野党が全面対決する北海道知事選だ。原発再稼働を進める巨大与党はここで負けると、アリの一穴になりかねない。
- やはり選挙は面白い
リズムに乗る人乗れぬ人「地方創生」など一部争点は報道されているものの、この選挙で問われていること、重視すべきことはまだまだある。
- 与野党超え国会議員50人が集結
亀井静香「根っこの会」の狙い
- あの漫画家もボランティア参加
自由すぎる選挙ステッカーの魅力
- 社員が忖度してつける見出し
プロパガンダ目立つ『読売』サイトの「公正中立」
- 差別発言や性暴力事件の解決策は安倍政権
「女性活躍」政策の中身
- 「尖閣上陸」田中杉並区議のパフォーマンス
政務調査費で学費払った大学院をこっそり中退
- 増えつづける「緑茶会」の推しメン脱原発!
ご当地百人衆の創造力
- 市民派が一人でも議会にいる意味
16年間85回登壇した県議の存在感
- 渋谷区長・区議選の焦点は企業タイアップ型行政
“新宮下公園”など三井不動産との蜜月関係に審判
大企業の税逃れのカラクリ(下)
- 崩壊した法人税の立て直しが急務だ
対談 富岡幸雄 × 岩本沙弓 - ライフコーポレーション清水信次代表取締役会長インタビュー
昭和の間違いの反省がどこにもない
- 井之上パブリックリレーションズ井之上喬社長インタビュー
広告代理店主導の「PR=広報・宣伝」という誤解を解きたい
- ブラジルの放射能汚染事故現場にみるフクシマの未来
- 連載 「戦後」の墓碑銘15
70年談話が出現させうる「敗者なき光景」 - ウクライナで戦争を煽っている者の正体
米ロ対立の本質とは何か - 記者人生を変えた阪神・淡路大震災とお遍路
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