プロテストソング
いつの時代も、権力の横暴に抗し闘う市民と共に、「歌」はあった。プロテストソング。2015年、秋。私たちは厳しい状況にある。しかし、決してあきらめない----そう思いを新たにするとき、胸に響き、勇気を与えてくれるのはどんな歌だろうか。まずは、かつての名曲に新しい生命を吹き込んだ元ちとせさんに、「命」と「平和」への思いを聞いた。
- インタビュー1・元ちとせ
70年間、戦争をしなかった日本に
誇りを持ってほしい
- 芽ばえ始めた新しい位相
戦後70年の「抵抗」と「祈り」
- SEALDsセレクション
いま、〈ここ〉に立つための16曲無数の人々のコールが響く。ドラムのリズムや金管・民族楽器が加わり、路上には共鳴りの音楽が生まれる。「安保法案」成立に反対したSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)。彼らの「尊い日常」を支えてきたアルバム・楽曲を一部紹介する。
- インタビュー2・TOSHI-LOW(BRAHMAN)
口をつぐむのは「反則だな」と思った
結成20周年のバンドBRAHMAN。ステージに限らずその活動は社会へ向けて多岐に及ぶ。非戦を掲げ、脱原発を志すTOSHI-LOW(ヴォーカル)は常に現場を重視する。
- ラップで占領支配に物申す
パレスチナのDAM
「テロリストはお前らだろう」
イスラエルを痛烈に批判する歌詞を曲にのせ、2001年に一躍有名になったイスラエルに住むパレスチナ人3人のヒップホップグループDAM。アラビア語のラップ、アラブの伝統楽器などで紡がれる彼らの言葉は「アラブ流ヒップホップ」と呼ばれ、抵抗歌の象徴でもある。昨年末、ツアーで初来日したメンバー2人に話を聞いた。 - モンサントとスターバックスに反旗を翻す
ニール・ヤング
ロック界の大物、ニール・ヤング。戦争や差別、環境など社会問題に警鐘を鳴らす歌も多い彼が、今度はあのグローバル企業に名指しで異議を唱えるアルバムを発表した。筋金入りの“プロテスト”がここにある。
- インタビュー3・寺尾紗穂
歌うことと人の話を聞くことは、つながっていると思います
静謐な、ピアノ弾き語りの人。そんな印象が強いかも。「抵抗の歌」とは少し、遠いか??しかしその静謐さで、彼女はときに原発や「日雇い」にも目を向け、歌にし、取材し、本を書く。会いに行ってみた。
- “ダンス営業規制”法改正でクラブはどう変わるか
「PLAYCOOL」(粋に遊ぼう)。そんな言葉がナイトクラブ界隈で囁かれている。クラブが「犯罪の温床」とならぬよう定める改正風営法の施行まで約1年。業界側も「質向上」に向けて本格始動した。
闘いはこれからだ!
■ワイド特集 戦争法制反対抗議は倒閣運動へ
■ホットラインに寄せられた自衛隊員家族の悲痛な声
- 風速計
次の闘いは選挙だ - 国連やNGOの援助が復興を遅らせている
「5年以内にガザは人が住めない場所になる」 - 満腹の情景第45回
京都人は日本一パンを食べる - 1★9★3★7
いま記憶の「墓をあばく」ことについて - 東芝が自民党資金団体に"違法スレスレ"献金
- 【本】
『部落解放同盟「糾弾」史 メディアと差別表現』 - 何がどうして発達障害 1
発達障害ってどんなもの? - 【健康】照明用白色LEDのブルーライトは安全か?
いくつかの研究報告を精査してみた