スポーツ選手の
「セカンドキャリア」
を考える
衝撃だったプロ野球・清原和博氏の逮捕。スポーツ選手が「第二の人生」に歩み出す難しさを、私たちはどれだけ知っているだろうか。またそこには、どんな課題が潜んでいるのか。まずは、「アスリートのセカンドキャリアは、一般の私たちにとっても他人事ではない」と警鐘を鳴らす菊幸一氏による問題提起から――。
- アスリートの第二の人生を「社会的死」にしないために
試される私たちの「市民度」 - アスリートキャリアカウンセラーへの相談事例に見る
「セカンドキャリアという困難」 - 鈴木大地 スポーツ庁長官インタビュー
「第二の人生のために、スポーツをツールに」日本で初のスポーツ庁誕生に際し誰が初代長官に就任するかは、大きな関心事だった。政治家や官僚以外の人を――そんな期待のなか着任したのが、鈴木大地氏。元アスリートだからこその、セカンドキャリア問題への考えを聞いた。
- Jリーガーから弁護士へ! 元ガンバ大阪・八十祐治さんにインタビュー
「弁護士をめざしたのはリベンジでした」引退までの平均プレー年数、わずか5年。サッカーはセカンドキャリア問題が最も深刻なスポーツの一つだ。そんな中、弁護士への転身という離れ業を演じた人がいる。それはいかにして可能だったのか。
- Jリーグの「セカンドキャリア」支援体制の現状は?
- 帰化問題、協会の内紛、強さへのやっかみ、そして涙の理由――
どうなる?「白鵬のセカンドキャリア」で
揺れる大相撲年寄株を取得して引退後も相撲協会に残るか。あるいは他の仕事に就くか。力士の第二の人生もさまざま。そしていま、「モンゴル出身力士のセカンドキャリア問題」が、相撲界に大きな課題を投げかけている。
- 「パナマ文書」を利用したい官邸の思惑
- 有田芳生参議院議員に聞くヘイト・スピーチ対策法案と過剰警備
警察官が首を絞めたのは特別公務員暴行陵虐罪だ! - 確定判決守らない農水省、追認する裁判所!
諫早湾に海が戻る日 - 裁判所には無駄な公共事業を是正させる任務がある
- アウンサンスーチー体制発足
「民主国家」となったビルマ - 核のない「もうひとつの世界」へ
核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016 - 現地ルポ
技術立国、情報化社会に変貌する北朝鮮 - 冤罪を防がない監視カメラ
- 連載 自由と創造のためのレッスン46
ユートピアと土地、領土化とその実験