特集 アイヌ民族
- 北海道大学返還遺骨の再埋葬儀式
アイヌコタンの再生北海道内外の墓地から研究資料として掘り出されたまま、長らく札幌市の北海道大学構内に留め置かれている大量のアイヌ人骨の一部が7月、八十数年ぶりに故郷に帰還した。先住民族への遺骨返還は、国連が提唱する「先住権」のひとつ。その回復につながる歴史的な一歩になった。
- 祖父から父、そして息子へ
「アイヌ」を引き継ぐ・受け継ぐ返還遺骨を受け入れる「カムイノミ」の会場で、それぞれ儀式の進行に尽くす父子の姿があった。非日常的なシーンの中、かけがえのない何かが確かに伝わった。
- アイヌを学ぶ アイヌ文化編
川村カ子トアイヌ記念館/萱野茂二風谷アイヌ資料館/北海道博物館アイヌに興味が湧いてきたら、各地の博物館施設を訪ねてみよう。アイヌの歴史や文化を伝える、ユニークな3施設をご紹介する。
- アイヌを学ぶ 政策編
「民族の権利」を無視し続ける日本政府/森林認証に見る 先住権って何?これまで辿ってきた歴史や、現在行なわれている政策抜きに、アイヌ問題は語れない。主なものを解説。
- 『ゴールデンカムイ』『シュマリ』『天下御免』――
エンタメ作品でアイヌ民族を知るマンガやドラマ脚本の中にも、アイヌ民族を題材にした力強い作品があるのをご存知だろうか。手塚治虫に早坂暁、そして『週刊ヤングジャンプ』に大ヒット連載中のマンガ『ゴールデンカムイ』だ。
- 安倍首相の「非常識人事」の極みか
稲田朋美防衛大臣の怖さと危うさ - 米オバマ政権「核先制不使用」に抵抗する外務省
- 築地移転問題で試される小池百合子都知事の胆力
- 「相模原障がい者施設殺傷事件」が突きつけること
- 検証 匿名報道でよかったのか
- 追悼集会を呼びかけた熊谷晋一郎氏に聞く
- 助け合う力、人を信じる社会を衰退させないために
- 相模原殺傷事件と平成ネオ・ナショナリズム
- 裁判員裁判初の少年死刑判決が確定
石巻3人殺傷事件 黙殺された「事実誤認」 - 茨城のチルドレンズ・ホームに二度目の改善勧告
児童養護施設でまた性虐待 - 浮躁中国 94
立法会選挙を控える香港の憂鬱 - モンゴル国の新政権は金権政治を浄化できるか
- 役に立たなかった「ミサイル防衛」
- 「環境省には対処能力がないから無理」と学者も黙認?
除染・帰還政策にお墨付きを与える「環境放射能除染学会」