安倍政権と日本会議

安倍晋三首相とその政権は、道徳教育の推進、女性・女系天皇を認める皇室典範改定の阻止、選択的夫婦別姓制度反対などの政策をとり、日本会議と近い思想であることはこれまでも指摘されている通り。特に、安倍首相の悲願である日本国憲法の改定は、日本会議の悲願でもあるようで、国会で改憲勢力が3分の2を占める今は絶好の機会と、各地で「草の根改憲運動」も盛んになっている。

  • 安倍政権の改憲論を支える歴史認識
    「占領憲法」批判と対米従属の奇妙な結合
    成澤宗男
  • 『世界は変わった 日本の憲法は?』で
    “憲法改正”の女子的論議
    黒澤いつき・早田由布子・弓削田理絵

    日本国憲法は「押し付けられた」ってホント? DVD『世界は変わった 日本の憲法は?』が話題らしい……ってことで、明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)との金曜日的女子会、2回目です。

  • 日本は誇りや自信、希望を失った
    「押し付けられた憲法」と“改正”望む人々
    田崎基

    「憲法改正」を声高に叫ぶ集会に1万人もの人々が詰めかける。15年余りもの間、改憲賛同を求める活動に従事する男性。なぜ、彼・彼女らは改憲を望むのか。日本会議の主張に賛同し、活動を支える人たちに迫った。

  • 高橋史朗氏らが「歴史認識問題研究会」を結成
    「歴史戦」で「反日包囲網」は突破できるか
    能川元一

    歴史修正主義者が、ユネスコの「記憶遺産」への日本軍「慰安婦」資料登録申請阻止に向けて動き出している。同時にそうした策動は外務省や官僚OBまで巻き込み、「挙国一致」の様相を呈しつつある。

  • 「栄光の時代」への郷愁が過去を見えなくする
    戦後を否定する「ナショナリズム」の虚構
    山田朗

    日本会議は国家の「名誉」や、「伝統」を強調する。そしてそのモデルが、列強に伍した明治の時代なのだ。だが、その帰結が「1945年8月15日」であったことを、彼らは決して認めようとはしない。

  • 沖縄・米軍北部訓練場 上陸作戦の「歩行訓練ルート」建設
    高江・ヘリパッド強行で基地強化と環境破壊 新藤健一
  • 利益供与、贈賄、公選法違反……
    山本公一環境大臣に疑惑が続々 野中大樹
  • フィデル・カストロ氏死去
    「独裁者」とはかけ離れた実像 伊藤千尋
  • 満腹の情景 第58回
    コンブの格差社会 写真・文 木村 聡
  • 「レコード・チャイナ」代表の八牧浩行さんに聞く
    日中の友好こそがアジアの未来の基盤 片岡伸行
  • マンションの罠〈前篇〉
    安全性精査しないまま三井のマンションが建て替えへ 山岡淳一郎
  • ララ横浜事件では誰ひとり逮捕されませんね 小嶋 進
  • 短期集中連載 相模原障がい者施設殺傷事件を考える 3
    人々の無意識の排除が施設を密室化する 白崎朝子

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