どアホノミクスの末路
「総理はいつまで『道半ば』を使うんだろうか」「次の選挙向けに今井尚哉秘書官がまた新たなフレーズを考え出すだろう」――アベノミクスについて、永田町ではこんな話が囁かれている。「結果」は出ていないのに、安倍晋三首相の口からは「これからだ」「まだ『道半ば』だ」「ぶれてはいけない」と空虚な言葉ばかりが出てくる。アベノミクスをふかすことで、本当に国民の生活がよくなるのだろうか。そもそもアベノミクスは「経済政策」と言えるシロモノなのか。派手な演出の陰では憲法改正の準備が一歩一歩進んでいる。これぞ「どアホノミクスの正体」ではないのか――。
- 永遠の「道半ば」に潜む安倍首相の真意
- 数字でわかる!
日本経済を衰退させたアベノミクス安倍晋三首相は1月4日の年頭記者会見で「アベノミクスをふかし」「三本の矢をうち続ける」とぶち上げた。しかし、この4年ですでに「アベノミクス敗北」を数字が証明している。
- 浜矩子インタビュー
アホノミクスとの闘いは人間奪還の闘争だ「アベノミクス」について当初から「アホノミクス」とこきおろしていた浜矩子さんと、本誌編集委員の佐高信さんの対談共著『どアホノミクスの正体』が勢いよく売れているという。なぜか。本人に思うところを聞いてみた。
- TPPの次にもたらされる対米従属
トランプ新政権の誕生で、発効しないのが確実になったTPP。だが昨年12月にあえて批准を強行した安倍政権は、今後予想される米国との2国間交渉で、さらに米国に譲歩していく可能性がある。
トランプ政権誕生
- 大統領を取り巻く露骨な"利権閣僚"たち
- 「ロシアの選挙干渉」という「偽ニュース」
- キューバ
プーチン氏と油田開発に期待 - 80年迎える南京大虐殺、朱成山さん講演
- 阪神・淡路大震災から22年(上)
行政が「公平性」を盾に高齢者を訴え住居追い出し - 福島県・県民健康調査で広がる「中間とりまとめ」とのギャップ
甲状腺がん、またはその疑いの子どもは183人 - 世界のGM作物市場の90%を占めるグローバル企業に市民が「NO!」
「国際モンサント法廷」の意義 - 「北鮮」との宛名で公文書を送った広島県
差別表記に朝鮮の被爆者は強く抗議 - 連載 自由と創造のためのレッスン 55
琉球復国(1) 植民地支配と欲望経済