どうする連合
民進党最大の支持勢力として、"安倍一強"体制を崩す野党共闘の鍵が連合だ。巷では「野党協力に反対」「原発は推進」などと言われるが本当なのか? 一方で、非正規労働者が4割に達する中、安倍政権が「働き方改革」を喧伝し、労組の存在意義自体さえ問われかねない状況も。「春闘」本番のいま、閉塞した日本社会を変えるために、連合はどうするのか?
- 神津里季生・連合会長に中野晃一・上智大学教授が問う
共産党との関係をどう考えていますか? - 参院選1人区の当選激増や新潟県知事選の経験生かせ
民進党と共産党の握手で野党共闘は前進「民進は共産と握手するな」と銘打った『文藝春秋』(1月号)は、神津里季生連合会長の共産党との連携批判を過度に強調して民進党との分断を図り、野党共闘を後退させる狙いが透けて見える。だが、連合を含めた野党共闘の流れは、一歩ずつ着実に前進しつつある。
- 実践の中で戦力を育成すれば、不安定雇用に対抗できる
「働き方改革」で何が起きるのか労働運動の現場で、日夜、組合の組織活動を行なっている立場からみた、現在の連合の意義や課題は何か。連合ユニオン東京などで組織化を推進し、また、非正規問題などにも取り組む古山修さんに聞いた。
- 「民主主義の危機」の今こそ労組の出番
「企業別組合からの脱却」ができるか労働戦線を統一すべく発足して約30年の連合だが、今、政策・制度要求実現という目的が必ずしも果たされていないようにみえるのはなぜか。総評・連合を経て、東京都労働委員会労働者委員などを務めた水谷研次氏が問題の本質を指摘する。
- 女たちが労働運動を“叱咤激励”する
「非正規を組織化するのはだれのためなのか」女性労働者の約6割が非正規(男性は約2割)という現実の中、連合を含めて、女性たちの声はどこまで届いているのか。最前線で活躍する女たちが、今、労働運動に“喝”を入れる。
- 見積書もなく口頭とメモだけで博報堂に業務を発注
裁量は内閣府次第、政府広報費の杜撰な使い道 - 奈良県警の留置場で起きた「医師変死事件」で深まる謎
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学費補助を打ち切られた15歳の訴え - 柳原病院事件の不可解(上)
「わいせつ行為」は本当にあったのか?