移民受け入れ、
日本はどうする?
日本は移民を受け入れるのか否か――こんな論争が白熱しています。 その理由は近い将来、日本が直面する人口減少。労働力不足をおぎなう対策として、移民の必要性が叫ばれるようになったものです。でもはたして、「移民=労働力」という考え方でいいのでしょうか。 今号の特集では移民受け入れについて、私たちが考えるべき、いくつかの視座を提供します。
- 日本人も外国人も「平等に豊かになる」道を
「移民」という位置づけではないにせよ、日本はすでに「移民」が暮らす国。そんな実情を知る鈴木さんは、日本人も外国人もともに豊かになる政策を取るべきだと主張します。
- 特集を読み解くためのデータ集
- 移民問題、私はこう考える
日本は東京五輪までに「移民開国宣言」をかなり以前から移民受け入れを提唱する坂中さん。日本は欧米とは一線を画す移民国家に生まれ変われる素質を持つ――と主張します。
- 移民問題、私はこう考える
今の受け入れ体制のままで外国人が日本に来ても幸せになれない一方、丹野さんは、日本にくる外国人の「幸せ度」を重視する考えです。日本の行く末にばかり目を向けた議論が多い中で、とても大事な視点です。
- 外国人コミュニティをへめぐってみた
日本に住む外国人のみなさんは、どんな暮らしをしているのでしょうか。彼らのことを知りたくて、東京都内にあるコミュニティのいくつかをへめぐってみました。
- 窮地に陥る安倍政権
森友学園事件、「疑惑の3日間」と日本会議 - 図解 安倍首相と稲田防相の「森友学園」関連発言
- 共謀罪反対 警察が欲している「共謀罪」
戦争に反対する勢力弾圧の隠れた狙い - 東電株主代表訴訟 政府事故調の調書開示を認めず
「裁判所は真実究明の誇りを放棄した」 - 胎児性水俣病患者のこれから
「若かった患者の会」と39年ぶりのさゆり節 - 和歌山カレー事件"鑑定の闇"(上)
事実に反した鑑定に基づく判決は誤りである - アウシュビッツ生還者、ヘレナさん訪問記
戦争経験者の怒りと嘆きを「いま」にいかす - 「ミサイル防衛」に「サード」は必要か