国鉄解体30年
忘れまい。30年前に組合差別で7628人を解雇し、次に1047人を解雇した国家による不当労働行為の非道を。首を切ると脅されても屈しなかった労働者と、その家族が味わった辛酸を。何より忘れまい。国鉄解体こそ、過労死が蔓延する企業優先の社会へ先鞭をつけるものだったという事実を。
- 新自由主義の先駆けだった「国鉄分割・民営化」
- すべては社会党と総評、国労潰しが目的
国有財産に群がった「黒い人脈」国鉄の「分割・民営化」とは、改憲への道を掃き清めるための中曽根元首相らによる「完全犯罪」だった。そしてそれを許した結果が、過労死や過労自殺が蔓延する財界の天下でもあったのではないか。
- 「国鉄改革」と称した違法な手口が与えた悪影響
それでも不当労働行為の事実は消えない大方のメディアが「成功した」などと今も称賛している国鉄の「分割・民営化」こそ、国家ぐるみの不当労働行為だった。しかもその張本人が権力者の「ブレーン」となっている現状は、この国の底知れぬ堕落を象徴している。
- 大半がデマや歪曲だった「国鉄報道」
労働者・組合攻撃に加担し煽動したマスメディア国鉄の解体と国労攻撃は、大手メディアがあることないこと垂れ流したすさまじい量の「国鉄報道」なしに不可能だった。言論史上、これほど大手メディアが権力の援護射撃に徹した例は少ない。
- 経営危機を迎えたJR北海道の地元では今
元音威子府国労闘争団のあまりに長き歳月約23年間、解雇撤回闘争を続けながら、過疎地で自活の道を探ってきた音威子府の国労組合員たち。だが、今も必死に明日を模索している彼等にとって、「30年」を区切ることの意味は薄い。
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