「軍事大国」化する日本
「日米同盟」ばかりを拠り所にして南西諸島の軍備を拡大し、「軍事」の足枷をはずそうと改憲を目論む安倍政権。アジアのリーダーらは米国をうまく操り和平に向かおうとしているのに、日本は時代錯誤の軍備拡大でどこに向かうのか。
- 羽場久美子・青山学院大学教授に聞く
世界から孤立する安倍政権中国や韓国、北朝鮮といった近隣諸国との関係改善も望みうすで、媚び続けてきたトランプ米大統領からも相手にされなくなった安倍晋三首相。そのため各国が対話外交を加速させるなか、日本だけが孤立化の一途だ。
- 天皇の政治利用か
初の与那国島視察は自衛隊配備の“記念日” - 日本の「抑止力」ではない
なぜ南西諸島の自衛隊配備が進められているのか九州南端から奄美、宮古、石垣、与那国などにかけての南西諸島で進む自衛隊配備。日本の安全保障に有益であるかのように語られているが、配備の意図は別にある。
- アジア認識の転換を
「中国に抜かれた」現実を認めよ - 【南西諸島】
宇宙の軍備拡張が招く南西諸島のミサイル戦争南西諸島での急激な軍備の増強は、地上や海上だけで進められているものではない。宇宙でも、日本政府は米国の宇宙戦略に沿う形で軍備拡張を進めている。特に、主に南西諸島に設置された測位衛星の管制局は、この地域でのミサイル戦争に備える危険なものだ。
- 【石垣島】
“農地つぶし”の国策に公然と追従する中山市長自衛隊配備の賛否について言及しないまま、3月11日の石垣市長選挙で3選を果たした中山義隆市長が、選挙後に配備を急速に推し進めようとする言動を見せ、現地で危機感が募っている。
- 【宮古島】
近隣集落の反対無視し弾薬庫配備を国が「決定」陸上自衛隊駐屯地の建設地が変更となる中で、弾薬庫の建設が宙に浮いていた宮古島。年初に突如、国側が“言い渡す”形で弾薬庫の配備先が決定されたが、施設の規模すらも不明という不透明さだ。
- 【奄美大島】
配備で問われる自然の“破壊”と“保全”という矛盾大自然を擁する鹿児島県・奄美大島の森林を切り裂いて、陸上自衛隊の駐屯地建設が進んでいる。その一方で、世界自然遺産登録に向けた動きも加速しており、島は大きな矛盾を抱え揺れている。
- 【佐世保】
「離島奪還」と称した自衛隊の不可解な動き陸自結成以来の「組織変革」の一環として佐世保に登場した、「水陸機動団」。だが準備が整っておらず、運用法も不明という批判が絶えない。はっきりしているのは、緊張を煽るだけの無用な存在という点なのだ。
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