幕引きさせず！森友疑惑

森友学園国有地売却問題で刑事告発された財務官僚らを大阪地検特捜部が「不起訴」にしたことで、法的責任追及のための舞台は検察審査会に移された。安倍政権はこの１年以上、前代未聞の公文書改竄、隠蔽、虚偽答弁を繰り返しながら閣僚は誰も責任を取らない。この状態を許すなら、日本は「法治国家」「民主主義」の看板を下ろすしかない。

• 落合洋司弁護士に聞く
  検察審査会は社会正義の“砦”になるのか

  大阪検察審査会が責任追及への突破口になるのかどうか。
  元検事の落合洋司弁護士に今後の審査および疑惑解明への道筋などを聞いた。

• 大阪検察審査会に相次いで申立
  市民11人に託された追及へのステップ
  片岡伸行

  世界ではサッカーＷ杯のイレブンに熱い視線が注がれているが、日本では検察審査会の11人の市民に注目が集まる。大阪地検の「不起訴処分」に対し、市民団体からの審査申立が相次いでいる。

• 民主主義を守るための闘い
  あきらめてたまるか！　勝つのは私たちだ！
  木村真

  38人の不起訴処分で幕引きを図ろうとしても、そうはいかない。首相の妻が関与した森友疑惑の責任追及こそが、この国の民主主義を守る闘いだ。疑惑に火を付けた木村真豊中市議がさらなる闘い強化と継続を宣言する。