公共の自由が
奪われている

公共空間からわたしたちの自由が急速に締め出されつつある。自治体が「後援」する催しからの政治色排除、芸術における表現の自由への検閲・排除、公園の集会・デモ使用の規制、サイバー空間への監視等々。特定秘密保護法や共謀罪といった、安倍政権による市民への圧力の下、いま、わたしたちの身近な生活空間で、何が起こっているのか。

  • “NG社会”が蝕む公的領域における自由
    アライ=ヒロユキ
  • 曖昧な新区分「特定遊興」で取り締まられる
    夜のレジャー活動

    鈴木孝弥
  • TBSは何を怖れたのか
    西村仁美

    沖縄に連帯する独り芝居や講演会が、米軍と闘い続けた瀬長亀次郎を描いたドキュメンタリー上映会との「切り離し」を余儀なくされた。映画制作会社であるTBSテレビと主催者とのあいだで何があったのか。

  • 監視技術の開発が加速させる人権侵害
    小倉利丸

    公共の場所には二つの意味がある。一つは路上や公園などの街の空間であり、もう一つはサイバー空間だ。規制や監視が強まるのは前者だけではない。国家ぐるみの個人データの囲い込みや監視強化で、人権侵害がすすむ。

  • 集会・デモの権利が奪われていく
    田沢竜次

    新宿区をはじめ、東京都内ですすむデモの規制。「地域の声」や東京オリンピック対策を理由にするが、新宿区との交渉のなかから見えてきたのは、憲法が保障する集会・デモの権利を真っ向から否定しようとする動きである。

  • 【拡大版】経済私考
    不正看過の日産、力過信のルノー 高橋伸彰
  • ゴーン氏逮捕、海外「非人道的」と問題視 小椋浩史
  • 福島みずほ・社民党副党首に聞く
    「安倍改憲反対」で全勢力の結集を
  • 「大阪万博」が決定 狙いは「賭博王国」づくり 粟野仁雄
  • 岡山のハンセン病療養所で"福島っ子"保養ツアー
    「隔離」の島から「つながり」の島に 黒部麻子
  • ジャーナリストら標的にするスパイウェア
    イスラエル製「ペガサス」日本にも上陸か!? ガリコ美恵子
  • メキシコ新大統領就任
    「ともに歴史をつくる」市民社会の挑戦 文・工藤律子/写真・篠田有史
  • 連載 新龍中国 7
    港珠澳大橋がもたらす香港の不安 甘粕代三
  • 「明治150年キャンペーンを斬る!」半藤一利氏に聞く
    「薩長史観」の呪縛から逃れ「敗者」の側から歴史を見よ
  • 教師の仕事を破壊する!?
    「学校の働き方改革」にだまされるな 平舘英明
  • 連載 STOP! 9条改憲 27
    自民党の野党分断策は失敗 高田 健

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