『北方領土』を考える
不調に終わった先の日露首脳会談。領土問題について官邸が「二島プラスα」で世論をまとめることができても、現実には突破できない壁が待ち受ける。メドヴェージェフ首相は、大統領時代も含め過去三回、日本政府が「固有の領土」とする国後、択捉に上陸して「北方領土」返還の動きを牽制した。次の標的は――。「領土問題」解決の困難を指摘し、国境画定という新しい考え方を提示してきた岩下明裕氏が、安倍外交の苦境のありかを示す。
- メドヴェージェフ首相が色丹に行く日
- 「返還は二島か四島か?」を考える前に理解しておきたいこと
千島の歴史を知るかつて「南千島」といわれた四島が、どういう経緯で「北方領土」といわれるようになったのか。返還論を議論する前に知っておきたいその地理や歴史を辿る。
- 国境で分断された千島Q&A
- 根室ルポ
安倍政権に利用され、裏切られる旧島民1月22日、北海道根室市で報道陣に囲まれながら会談後に行なわれた日露両首脳の会見のテレビ中継を見守った旧島民たち。何の進展もなかった会談に、落胆の色は隠せない。
- 各政党に聞く
「北方領土」問題について
考えを聞かせてください!安倍自民党以外の政党は、どう考えるのか。定例会見や文書などでコメントをもらった。
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