スポーツは
オリンピックを
必要としていない
次から次へと問題が噴出する2020年東京五輪。それでも「スポーツのために」「選手たちのために」中止してはいけない、という意見がある。本当にそうだろうか? 東京五輪1年前のテスト競技会。何人もの選手が熱中症で倒れていく。これは想定外の事態だろうか? 選手の身体を熱中症のリスクにさらすことを百も承知で、2020東京五輪は開催される。それは、スポーツとオリンピックとの歪んだ関係を典型的に示している。スポーツにとってオリンピックは本当に必要なのか? むしろ本来のスポーツにとって阻害要因ではないのか? そういう切り口から、東京五輪の問題を考えたい。
- 「東京インパール2020」まであと1年
東京五輪は既に失敗している東京五輪は間違いなく「成功」する。なぜなら、取り仕切る側が「成功!」と叫べば、成功になるのがオリンピックだからだ。具体的な数値目標があるわけではない。盛り上がっている感じさえ作れれば、成功した、と言えてしまう。でも本当は……。
- 身体を「自分以外の誰か」に隷従させないために
オリンピックからスポーツを取り戻そう国別対抗や過剰な競争主義に支配されたオリンピックから、いったんスポーツを切り離すべきではないか? そして、スポーツする「身体」を「自分以外の誰か」に隷従させるのではなく、自分自身のものとして取り返していくべきだ、とスポーツ社会学者は提言する。
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「旭日旗は日本文化」だと言い張る外務省 - 守りたいのは「自由」と「法の支配」
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