バンクシーが
やってきた!
世界中に新型コロナウイルスの感染が拡大する最中、日本で大規模なバンクシー展が始まった。開催してまもなく、「休止」となったその展覧会をいち早く取材した音楽プロデューサーで本誌美術欄常連執筆者でもある藤田正さんと、私たちはバンクシーから何を受け取るべきかを考える。
- コロナ禍のなか「休止」直前のバンクシー展から見えたもの
「描いてはならない場所」に描く知性 - ポリティカル・アートの最前線
バンクシーが体現する光と影有名すぎるゆえに、一面的な理解も多いバンクシー。美術批評家のアライ=ヒロユキさんが、その特徴を分析するとともに、バンクシー以外にもさまざまに広がっているポリティカル・アートの最前線を紹介する。
- コロナ禍のなかこんなに違う!
日本と台湾の「表現の自由」の差 - 憲法学者志田陽子さんに聴く
文化芸術基本法を活用して
「表現の自由」の危機に抗おう表現の自由、芸術の自由が脅かされる出来事が相次いでいる。あからさまな「検閲」ではない手法に抗うためにはどうしたらよいか。この問題に詳しい志田陽子さんは、文化芸術基本法の重要性を提唱する。
COVID-19
- リーマン・ショック上回り、大恐慌以来最悪の予測
感染拡大とバブル崩壊ダブルショックに襲われ大不況がやってくる
日本を含む世界の主要国で経済活動が再開され始めた。しかし、コロナ後の世界経済はバブルの崩壊と重なり、深刻な低迷が長期間続きそうだ。 - 日本と異なる戦後の歩みがコロナ感染者の死亡率の低さへ
8年前に最悪シナリオ想定し医療を充実させてきたドイツ
ドイツはなぜ、新型コロナウイルスの感染による死亡率が低いのか。危機管理をしてきた結果だというが、背景には日本との戦後の歩みの違いがある。 - 【新龍中国21】
新型コロナを封じ込めた第2期蔡政権の出口戦略
新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた台湾。2期目を迎えた蔡政権の課題は、落ち込んだ経済の立て直しだ。 - 黒川東京高検検事長辞任がもたらした波紋
責任は認めても責任をとらない安倍首相 - “ゴリ押し”で定年延長した政治責任は重い
- 追及!政権腐敗 首相の「桜」法違反疑惑 検察は徹底捜査を
法律家662人が安倍首相を刑事告発 - メディアウオッチ 「コロナ追跡」アプリ導入 危機感募らす報道続く
監視社会化への懸念を露わに - 賭博と買春の話題で男同士の絆を確かめ合う世界
お友達人事をお友達取材する記者ら - 編集委員対談 雨宮処凛×中島岳志
「コロナ禍」があぶり出した新自由主義下の「命の選別」問題 - 鈴木邦男 ハンセイの記(10)
東郷健10周年記念公演『悲しき人類』 - 略奪遺骨を「人類学資料」としてDNA分析することは許されるのか
「日本人起源論」プロジェクトへの重大な疑義 - 続き読み物「この男イヤだ」(25)
ノギ - 中国政府、ウイグル人100万人以上強制収容か
人権無視の米国がウイグル人権法案?