3.11から10年
〈見えない化〉に抗う
第1回 被曝過小評価との闘い
- 田中俊一氏へ送られていた伊達市民の未発表被曝データ
年間1ミリシーベルトの被曝基準の緩和を画策!?被験者の同意を得ていないデータを使用していたうえに、福島県伊達市民約6万人の外部被曝線量を過小評価した論文が昨年7月、著者自身の手で撤回された。著者の早野龍五東京大学教授(当時)は、論文公表よりはるか前の2015年10月、住民にさえ知らせずに秘密裏に進めていた研究の解析データを、原子力規制委員会の田中俊一委員長(当時)に送っていた。解析データはどのように使われていたのか。
- 東大名誉教授の論文不正を暴いた福島県伊達市の島明美さん
「放射能を見えない化する
実験台に私たちを使うな」
子育て中の親の怒りが原点専門家の「論文不正」はなぜ発覚したのか。原発事故後、子育ての中で行政の「安全・安心」キャンペーンに疑問を持った一人の女性が立ち上がった。
- 任期満了を迎える衆院議員
「選挙の顔」は菅首相でいくのか - 日本政府は受け入れを拒否
韓国地裁、「慰安婦」被害者への賠償命じる判決 - ジェンダー仏教史学者・松下みどりさんインタビュー
コロナ禍中のいまこそ学びたい
「平等」を求めた仏教者・一遍の思想 - 緊急事態宣言下を撮る
根拠なき楽観 - たとえば世界でいま
北朝鮮/党大会の肝は不正腐敗根絶と経済
英国がついにEU完全離脱 - メディアウオッチ
新聞労連ジャーナリズム大賞の注目作
視聴者不在の「NHK経営計画」 - 鈴木邦男 ハンセイの記(26)
人材の宝庫・新発田 - 自由と創造のためのレッスン(102)
同性愛者解放運動とは何か(1)