2021政治決戦キーパーソンに聞く 第1回
日本共産党委員長・
志位 和夫
あと8カ月以内に衆議院総選挙が確実に実施される。安倍晋三政権、続く菅義偉政権による「政治への信頼」を低下させる行為と、これまでのコロナ禍への対応などへの審判が下されるはずだ。私たちは政権交代を目撃するのかどうか。いや、それ以前に野党側の結束によって「政権選択選挙」という形になるかどうかも焦点だ。その鍵をにぎる一人、日本共産党を20年にわたって率いてきた党首に聞く。
- 保守の私が、なぜ共産党の政策に共鳴するのか
五輪を汚すのは誰だ?
- 「オッサン政治」で汚された東京大会
女性蔑視発言をした森喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委会長(83歳)は2月12日、ようやく正式に辞任表明した。が、その前日には川淵三郎・元日本サッカー協会長(84歳)とひそかに面談して後継指名。前のめりに快諾していた川淵氏だが、森氏に「相談役」になるよう要請したことや手続き無視が批判されるや、一夜にして受諾を撤回した。密室でのボス交渉で道筋をつけ、表舞台でイエスマンたちに追認させるという政財界の「オッサン政治」に汚されてしまった「五輪」の前途はかすむばかりだ。 - 二宮清純さんに聞く組織委の課題
ワンマンチームからワンチームへ脱皮を
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(組織委)の新会長にはなにが求められるのか。一連の経緯に詳しい二宮清純さんに聞いた。 - 五輪開催と女性会長で「解決」ではたまらない
攻撃恐れ黙れば次の世代が同じ苦労
森喜朗氏の辞任問題を女性たちはどう受け止めたのか。『東京新聞』の望月衣塑子記者がレポートする。 - 森喜朗オリパラ組織委会長と政治献金
「無報酬」どころか五輪関連業者などから5年間で3億円超
ついに森喜朗氏が東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長辞任を表明した。非難の声が世界中から押し寄せようと、なかなか会長を辞めようとしなかったことには、当然のことながら訳がある。彼は、いわば「五輪利権」のキーパーソンでもあったからだ。事情に詳しい山口敏夫・元労相が解き明かす。 - ソウル中央地裁「慰安婦」判決を読み解く
人間の尊厳重視する現代国際法の潮流映す - 「『慰安婦』動員は日本帝国の主権行為」と認定
ソウル中央地裁「慰安婦」判決全文(2) - 〈政治時評〉 拡大版「辺野古に陸自」極秘合意を暴く
組織超えたメディア連携の希望 - 花巻の風 01
マルカンビル大食堂を復活させた小友康広さん - 2021年、新型コロナとどう闘うか シリーズ 医師に聞く(4)
大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授・大阪大学名誉教授 宮坂昌之さん(上)
新型コロナに効く免疫と抗体の可能性 - たとえば世界でいま
香港/香港統治、方向転換の懸念
ロシア/ナワリヌィ氏、実刑で収監 - メディアウオッチ
改正感染症法、気になる報道への影響
森氏発言の差別性を認識させたのはSNSの声