水俣「公式発見」
65年のいま
ジョニー・デップ主演の映画『MINAMATA(原題)』公開で、再び世界の注目を集める水俣病事件。しかしそれは「過去」ではない。患者認定を求める住民に対し、行政は「60年前に食べた魚の領収書を持ってきて」と言い放つ。そのような現実の中、言葉を発し、聞き取り、葛藤を伝え、共有する人たちがいる。
- 水俣病センター相思社の日々
私が伝えたいことは正義ではなく、
正義との間に生まれる葛藤だ水俣に生まれ、いったん水俣を離れ、戻り、相思社の運営に関わる筆者は「私は水俣病を通じて出会った人びとの言葉に揺れてきた。その日常をそのままに伝えることで、ともに揺らぎ考えることができたら」と語る。
- 人間でありつづけるために
入管法改悪反対の現場で
水俣病患者のたたかいに思いを寄せる『苦海浄土』をはじめ、水俣の人たちの言葉から大きな影響を受けた筆者は、入管法改悪反対の国会前シットインの現場で、水俣病患者たちのたたかいを想起し、「命」を大切にしない社会や政治とどう向き合うか自問自答する
- やっぱり危ない「重要土地等調査・規制法案」
何が「機能阻害行為」に? 明らかにしないまま強行採決 - 基地だけでなく「生活関連施設」も対象
「際限のない監視、規制」拡大の危険性 - 「狙い撃ちにされている」 宮古、与那国で怒りやとまどい
- 差別を許さない仲間が増えることを信じた子と母の思い
ネットヘイト訴訟で東京高裁が画期的判決 - 歓喜へのフーガ(12) 今回のお相手 黒田征太郎さん 画家・イラストレーター
きびしい現場には絵を描かざるをえない何かがある - 新龍中国(32)
米中新冷戦の中の台湾「パイナップルの次は何?」 - 日本の民俗信仰
祀りをたずねて (14)道祖神信仰 - “日の丸ヤミ金”奨学金 第3回 若者から搾取する「日本学生支援機構」
一括請求のルーツは“闇の中” - たとえば世界でいま
マリ/副大統領が大統領らを拘束
米国/軍部が中心に煽る「台湾有事」 - 【提携連載企画】高齢者狙う新聞販売03
抵抗する日本新聞協会 - メディアウオッチ
報道の意地示した?朝日「東京五輪中止」社説
講談社など3社「流通事業へ参入」の信憑性 - チリ、「脱新自由主義」の新憲法起草に動く
ジェンダー平等の制憲会議を開設