戦争を止めるために
いま考えること
- 「最大の人権侵害」を食い止めるために
何ができるのか - 【特別寄稿】水島朝穂・早大教授と考える
戦後77年は新たな戦中と戦前に……
武器供与ではなく、即時停戦求める声を!「戦後77年の夏」というが、今この瞬間にも世界各地では戦火が絶えない。戦争を生み出す構造から目をそらし、「改憲だ」「国葬だ」と号令するこの国で、私たちは何を語り、何をなすべきか―― 憲法学者の水島朝穂氏とともに考えるべく、特別寄稿による問題提起をお願いした。
- 朝鮮戦争報道からひも解く米国の“心理戦”
戦争と言論の不都合な関係ウクライナ戦争をめぐり、日本のメディアはロシア政府の強圧的な言論統制をしばしばやり玉に挙げている。だが、それは独裁政権の専売特許なのか。民主主義を謳う社会では“真実の報道”がなされているのか。70年前の朝鮮戦争報道を振り返り、戦争と言論の不都合な関係について考えてみたい。
- 元イスラエル兵、ダニー・ネフセタイさん
自分の国を疑え戦争や原発をテーマにした集会の講師として、ときどき名前を見かけるダニーさん。聞けば元イスラエル兵で、日本在住40年以上の家具職人だという。自国の戦争にどう向き合い、日本のいまをどう見ているのか。
- 高齢のウクライナ人女性を、無事オスロの娘のもとへ
愛を渡し、受け取り、
人を助ける「命の襷」のリレー劇2月24日にロシアがウクライナを侵攻してから5カ月以上が過ぎたが、停戦への道筋はまだ見えていない。ロシアの侵攻から約3週間後にウクライナとポーランドの国境沿い、プシェミシルへ向かった筆者は、プシェミシル駅で連日数千人を超える避難者がたどり着くのを目撃した。そこで偶然、一人の難民の老女と知り合った。その後数時間、彼女を取り囲んだのは、愛という名前の「命の襷」だった。
- あの日、子どもだった
- この夏、必見のドキュメンタリーを紹介
東京五輪の喧騒が消えた今夏。ウクライナ戦禍の報は絶えることなく、香港、ミャンマーそしてロシアでも圧政に苦しむ叫びはつづく。次代に希望をつなげようとの思いを込めたテレビと映画のドキュメンタリーを通して、この国と世界の、平和と民主主義をしっかり考える夏にしたい。
- いま、想田和弘編集委員がお薦めする
夏休みに観ておきたい「戦争映画」「戦争」とは何か、軍隊とは何か。体験のない世代にはいまひとつ見えにくい。だが、優れた映画は、その本質を疑似体験でもたらしてくれる。想田和弘編集委員による“極私的”戦争映画プレイリスト。
- 日本史から問題を考える
国葬は日本の戦後民主主義とはなじまない儀式 - きんようアンテナ
「安倍国葬反対」市民団体が行政訴訟へ
秋葉原無差別殺傷事件、加藤死刑囚の死刑執行
神奈川県警巡査自殺事件で県の責任認める判決
猛暑下に自治体「夜間シェルター」ゼロの実態 - メディアウオッチ
安倍氏「国葬」に賛成多しの全国紙
「反対」「再考」を訴えた地方紙 - 5名様に図書カード(2000円)進呈!
きんようパズル クロスワード - 告発から3年半、いまだ加害に向き合わず謝罪・反省なし
広河隆一氏の写真展に「許さない」の声 - 広河隆一氏インタビュー
「性暴力を僕が本当にしたのか」 - 元社員や沖縄の女性たちの声
「活動再開は、被害者の人生を再び破壊する」 - "日の丸ヤミ金"奨学金(11)
最大の延滞理由は「低所得」 - らんきりゅう(8)
宗教二世の抱える困難と求められる支援体制