G7サミット直前
ヒロシマを心に刻む
ウクライナ戦争でロシアが戦術核兵器を使うかもしれない危機の進展と、市民社会と中堅国家などによる核兵器禁止条約の広がりという二つの力がせめぎ合うなか、被爆地ヒロシマでG7(先進7カ国)サミットが開催される。核軍縮と核兵器禁止への道のりのなか、岸田政権が喧伝するほどにはサミットへの期待は高まっていない。核兵器がもたらす残酷さをあらためて心に刻み、サミットに望まれることを探る。
- 注目あつまる原爆資料館
核廃絶が達成されるまで
資料館の展示は"未完成"日本政府によれば、広島を訪れるG7の各国首脳は広島平和記念資料館(原爆資料館)を視察するという。特に米英仏の核保有国の為政者は何を見るのか。首脳陣訪問を前に、広島で暮らす筆者が展示を改めて見つめ直す。
- 広島原爆資料館原田浩・元館長に聞く
首脳は原爆投下を自分事に - G7サミットを迎える広島はいま
核保有国が集まり、
どんな合意形成をするというのか被爆地選出の岸田文雄首相は「広島ほど、平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はない」とG7サミットの地元開催を誇る。しかし、米英仏という核保有国を含む首脳の集まりに、市民はさまざまな思いを抱く
- 珠玉の原爆文学30タイトル
命がけで格闘した証しを味わう - 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員川崎哲さんに聞く
首脳宣言に盛り込むべき文言は
「いかなる状況でも核兵器の使用は許されない」広島サミットではなにが話し合われ、どのようなメッセージが発せられるべきか。核兵器禁止条約の採択に貢献し、ノーベル平和賞を受けた国際非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員、川崎哲さんに聞く。
- 【提携連載企画】 公害『PFOA』33
淀川製作所、濃度隠蔽して
いまも敷地外にPFOA排出 - 不謹慎な旅(59) カッパ淵と『遠野物語』
平地人を戦慄せしめよ - 在日韓国人政治犯 第2回
拷問・自白・捏造……
その裏にある狙いと構造 - きんようアンテナ
「大軍拡」2法案制定を許すな! 国会審議の行方
トルコ国籍のクルド人、デニズさんの国賠一部勝訴
「慰安婦」、戦争責任を追及した記者、「松井やより」展
大阪カジノ誘致を国が認定、なお残る疑惑に抗議の声
DHC「ニュース女子」裁判、辛淑玉さんの勝訴が確定 - らんきりゅう(17)
生活保護の利用経験ある
木村英子議員の発信に期待 - メディアウオッチ
約1カ月にわたる統一地方選で社説が問う選挙に絡む課題
無投票当選と女性議員の増加 -
はまぐりのねごと(134)
なまくらのれん(221)
写日記(221) - くらしの泉
【お金】
NISAって何? どういうもの?
来年からの新NISAも解説します - きんようぶんか
【本】
『サーカスの子』
『世界を文学でどう描けるか』
『人新世の経済思想史 生・自然・環境をめぐるポリティカル・エコノミー』
『ウクライナ2014~2022
大ロシア主義と戦うウクライナとロシア・ベラルーシの人々』
『反戦川柳人 鶴彬の獄死』
【映画】『帰れない山』
【音楽】『デディケーション』
【美術】マティス展
【TVドキュメンタリー】