5地裁中4地裁で「違憲」「違憲状態」判決
「結婚の自由を
すべての人に」訴訟
同性婚を認めていない民法や戸籍法の規定は憲法に違反するとして、2019年に札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5地裁で始まった「結婚の自由をすべての人に」訴訟。その各地裁判決が今年6月8日の福岡地裁で出揃った。「違憲」「違憲状態」とする判決も出たが、どの条文に違反しているかなどの判断には差がある。裁判はすでに控訴審へと進んでいるが、五つの地裁判決の論点整理をしておきたい。この裁判が問うものは、一部の人の権利ではなく、この国が多様な生き方を包摂する社会になれるかどうかである。
- 憲法14条、24条にどこがどう違反しているのか
それぞれの論理 - 家族になる手段を与えない現行法は憲法24条2項に違反する状態
5地裁最後の九州訴訟判決全国5地裁の「結婚の自由をすべての人に」訴訟で最後となる九州訴訟の判決が6月8日、福岡地裁であった。雨の中、掲げられたバナーには「違憲判決」の文字。だが原告らの顔には、晴れやかとは言い難い複雑な表情が浮かんでいた。
- 「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京弁護団共同代表
寺原真希子弁護士インタビュー
マイノリティの犠牲で成り立っている社会を変える~婚姻制度はその象徴同性婚を求める初の裁判「結婚の自由をすべての人に」訴訟は、どのような経緯で提起に至ったのか。また、5カ所の地裁判決をどう評価し、何が課題として明らかになったのか。一貫してマイノリティの人権擁護に取り組んできた寺原真希子弁護士に聞いた。
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【お金】
高騰する一方の電気・ガス代
1円でも安くするにはどうしたら? - 新・買ってはいけない(362)
みんな大好き「ゆであずき」
でも市販品にはこんな危険が - きんようぶんか
【本】
『いくつもの砂漠、いくつもの夜 災厄の時代の喪と批評』
『手洗いがやめられない 記者が強迫性障害になって』
『白鶴亮翅』
【映画】『大いなる自由』
【音楽】『縁-en-』
【TVドキュメンタリー】