敗戦から78年の夏、改めて反戦を考える
戦争はいけないに
決まっている
「ペンタゴン・ペーパーズ」を暴露したダニエル・エルズバーグ氏の思い、森嶋瑤子さんがスカートしか穿かない理由は? 没後20年の深作欣二監督が映画に込めた反戦への思いは何だったのか。米軍が原爆投下を前に日本各地に落とした「模擬原爆」を語り継ぐ動きも追った。長崎の平和教育に関する写真絵本を2冊上梓した写真家の岡本央さんにもインタビュー。中国残留孤児の肖像は私たちに何を訴えかけるのか。敗戦から78年の夏、改めて反戦について考えたい。戦争はいけないに決まっている。
- ベトナム戦争犯罪を暴露した米高官エルズバーグの遺言
私たちに訴えかけた国家機密を乗り越える
「良心の力」ベトナム戦争におけるアメリカの戦争犯罪を「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露で内部告発したダニエル・エルズバーグは、2023年6月16日、カリフォルニア州ケンジントンの自宅で亡くなった。膵臓がん、92歳だった。戦争遂行権力のいわば中枢にいた男が、当時の国家機密をメディアに通報する決意をした背景には何があったのか? 市民のための市民のメディアを提唱・実践し、7年前、エルズバーグの思いを伝える実行委員会を立ち上げた弁護士の梓澤和幸氏に解説してもらった。
- 追悼式や慰霊碑建立、後世に伝える活動、各地で今も
日本に落とされた49発の模擬原爆第2次世界大戦末期の1945年7月から8月にかけて、米軍が原子爆弾投下の訓練として、長崎に落とされた原爆と同型、同重量の「模擬原爆」を日本各地に計49発落とす空襲があった。投下箇所は現在の18都府県にわたり、死者は約400人、負傷者は1200人以上に及ぶ。投下から78年、追悼式や慰霊碑の建立、企画展示など、さまざまな形で模擬原爆の実態を後世に伝える活動が各地で取り組まれている。
- 森嶋瑤子さんに聞く
「スカートしか穿かない」につながる戦争体験今年は、今も敬意を集める世界的経済学者の故・森嶋通夫氏(1923~2004年)の生誕100年。鋭い社会批評でも注目を集めていた森嶋氏が「手のひらの上で喜んで転がされていた」(安冨歩・東大教授の談)と言われるほどに信頼と尊敬を寄せていた妻の瑤子さんに、戦争体験を中心に話を聞いた。
- 『火のトンネル』『赤いボタン』著者 写真家・岡本央さんに聞く
岐路に立つ平和教育に思いを込めて写真家の岡本央さんがこの夏、2冊の絵本を上梓しました。ともに長年にわたる長崎の平和教育の現場取材を積み重ねたものです。2冊の絵本への思いを聞きました。
- 銀幕に刻んだ敗戦体験
娯楽映画の名匠深作欣二没後20年数々の傑作を生み出した映画監督、深作欣二(1930~2003)が没して今年で20年になる。娯楽映画の大家として知られるが、作品づくりの原動力には15歳で敗戦を迎えた自身の戦争体験があった。深作が生まれた茨城県水戸市で顕彰活動を続け、長男の深作健太(映画監督・舞台演出家)とも交流のある深作研究家の谷田部智章が、深作と戦争との関係について解説する。
- この夏、必見のドキュメンタリーTVと映画を紹介
- 中国残留孤児の肖像
落葉帰根説明文
- きんようアンテナ
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