相次ぐ精神科病院での
虐待事件
精神科病院での「患者虐待」が深刻だ。「滝山病院事件」は今春以来大手メディアで報道され注目を集めたが、他にもこれまで本誌で報じてきた「神出病院」、1980年代から今日まで続く「報徳会宇都宮病院」など、実は同様の事件が各地で頻発、中にはすでに発生以来数十年におよぶケースもあるのだ。今回は精神疾患の当事者やその支援者、ジャーナリストらの証言をもとに、その背景を探ってみた。
- 【滝山病院事件】精神疾患の当事者藤井哲也さんと堀合悠一郎さんに聞く
「僕自身も虐待を受けていたかもしれない」虐待事件の報道を受け、精神疾患の当事者たちはどういう思いでいるのか。相談が増えたという神奈川精神医療人権センター(KP)では、アンケートや見学などを通して病院との関係作りを行なっている。
- 【神出病院事件】兵庫県精神医療人権センター高橋亮也さんが解説
発覚から3年、法人が初の謝罪表明「患者同士にキスをさせる」「性器に塗ったジャムを別の男性患者に舐めさせる」「ベッドを逆さにして患者を閉じ込める」等の職員による虐待や暴行の実態が明らかになって3年。この8月に初めて、法人としての謝罪表明があったが……。
- 「弊害」指摘されても今度は
3代目が理事長に就任 - 【事件の背景】『ルポ・精神病棟』の大熊一夫さん(フリージャーナリスト)に聞く
本質は半世紀前から何も変わっていない!
約50年前、外部の目から閉ざされた精神科病院の内情を、自らが精神病患者として入院することで取材した『朝日新聞』記者(当時)、大熊一夫さんは、今なお当時と同様の事件が相次ぐ状況をどのように見ているのか。
- 国の線引き否定し、全員救済に道開く画期的判決
水俣病国賠訴訟で全原告の症状認定 - 「多様性」は謳うが「人権」「差別禁止」の文言なし
どんなもの? これからどうなる?
千葉県の多様性尊重条例案 - 【提携連載企画】ダイキン視察でスマホまで禁じられた摂津市議団
PFOA濃度の公開求める意見書、
摂津市議会が全会一致で可決 - 大嘗祭への京都府知事参列の公費返還求める訴訟が結審
「天皇の宗教儀式への公的関与は政教分離に反し違憲」 - きんようアンテナ
対馬市「核のごみ」問題、市長が文献調査受け入れ拒否
袴田事件再審は10月27日から公判12回、来年3月に結審
殺傷武器輸出に反対する市民集会で政府への批判続出
瀬戸内法50年、環境保護団体が漁民調査結果公表、提言 - 不謹慎な旅(64) 日比谷焼き打ち事件
暴動は男の顔をしていた - らんきりゅう(22)
手作りの祭りで怒濤の10日間!
「NO LIMIT」終了 - 【提携連載企画】
保身の代償~長崎高2いじめ自殺と大人たち 第1部 共同通信編17
知事会見後、県政記者クラブに
謝罪していた共同通信 - メディアウオッチ
ブログ記事が「人権侵犯」認定された
杉田水脈氏批判の報道から抜けた視点
問題の核心は史実否定の「歴史戦」 -
はまぐりのねごと(143)
なまくらのれん(240)
写日記(240) - くらしの泉
【食】
全国に広がった吉田屋弁当の食中毒
食品業者に今、問われているもの - きんようぶんか
『ヨーロッパ新世紀』のクリスティアン・ムンジウ監督が問う
「他者との共生」をどう実現する
【本】
『水滴の自叙伝 コミューン、寿町、沖縄を生きて』
『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』
『ジェンダー目線の広告観察』
【映画】『月』
【音楽】『Bewitched』
【映画】
【TVドキュメンタリー】