ウクライナ終わりの見えない戦争
3年目迎え、
増え続ける犠牲者
ロシアがウクライナへの侵攻を開始してから、2月24日で2年が経つ。壮絶な戦いが続いており、双方の軍人・ウクライナの民間人を含め犠牲者は増え続けている。オープンソースで確認されたウクライナ軍の死者は3万人を超えた(昨年11月15日現在、民間団体発表)。政府は国家機密だとして正確な数字は発表していないが、現実はさらに多いのではないかと推測される。国連の人権監視団の昨年11月21日発表によると、民間人の死者数も1万人を超えた。昨年12月にロイター通信はロシア軍の死傷者が31万5000人以上に上ると報じた。ゼレンスキー大統領は2月8日、自身以上に国民の信頼を集めているとされるウクライナ軍のザルジニー総司令官を更迭。戦争遂行をめぐって対立があったとも噂される。終わりの見えないまま、3年目を迎えようとするウクライナ戦争。いま、私たちが考えるべきこととは?
- ロシアの侵攻から2年 いま改めて考えたいこと
国際社会の失敗のつけを、
ウクライナ人だけに払わせるのかウクライナ戦争が終結する見通しは立っていない。私たちは、長期化が避けられないという冷徹な現実から目をそらすことなく、今後なすべきことを考える必要がある。
- 負傷兵を献身的に支える人々
「傷ついた若者たちに昼食を」ロシアのウクライナ侵攻によって、特に東部や南部で街がことごとく破壊されて瓦礫の山と化し、多くの人命が奪われた。祖国や家族を守ろうと戦場に向かった若者たちは、どのような経過をたどっているのか。戦争が国民の生活にどのような影響を及ぼし、人々はどう助け合って生き抜こうとしているのか。現地ウクライナの病院に収容された負傷兵の現状と、彼らを支え続けている一人の女性の奮闘について、報告する。
- 京都市長選、裏金問題下の自民側"勝っても敗北"の焦燥
「市民の勝利」、潮目変わるか - 【提携連載企画】
WHOがん専門機関、評価を2段階引き上げ
PFOAの発がん性は確実 - 漁業不振は温暖化のせい?
北海道・せたな町では
ダムを「スリット化」したら
サケが戻ってきたんです - 北海道・八雲町在住のカメラマン、稗田一俊さん
「私たちが黙っていたら、事業者はやりたい放題」 - 新龍中国(62)
中国で大人気の「ウルトラマン」
トレカ長者企業あらわる - きんようアンテナ
原発災害指針「見直さず」原子力規制委員長発言に批判
経済安保分野への秘密保護法制拡大法案に日弁連が警鐘 - 「働く」からいまを見つめる(22)
「介護ヘルパーの乱」が暴いた
国の介護つぶし - 【連載】これからどうする?
長屋シティ - 青木理の温泉という悦楽(23)岩手・花巻の湯治宿
まるで天空の雲のなかを
たゆたっているかのような気分 - メディアウオッチ
避難所は「取材・撮影不可」だが
問題点や実態を伝えるには取材が必要
個人情報に配慮した報道は可能 - きんようカレンダー1月
ニュースチェック - 5名様に図書カードをプレゼント!
きんようパズル 数独 - くらしの泉
【科学】
能登半島地震で
ゲノム編集魚の養殖施設が壊れる - きんようぶんか
映画『放射線を浴びたX年後III サイレント フォールアウト』
伊東英朗監督に聞く「女性の視点が社会を変える」
【本】
『東京オリンピックはどう観られたか
マスメディアの報道とソーシャルメディアの声』
『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』
『万博崩壊 どこが「身を切る改革」か!』
【映画】『テルマ&ルイーズ 4K』
【音楽】『ジョニ・ミッチェル・アット・ニューポート』
【TVドキュメンタリー】