憲法特集2024・世界を照らす日本国憲法
平和のうちに生存する
権利の実現を
相次ぐ物価高のなか、中小企業の賃上げはなかなか実現せず、人々の生活は苦しくなるばかり。それなのに、自民党の政治家たちは裏金で私腹を肥やし、政府は武器の爆買い。岸田文雄政権は戦闘機輸出にまで踏み込んだ。世界各地では戦争が起きている。いまこそ、戦争を放棄した日本国憲法が世界を照らす。(編集部)
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再開された憲法審査会
世論が望むのは改憲論議より裏金問題の解明
「汚れた手で憲法にさわるな」
4月11日から実質審議が始まった憲法審査会について、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表、許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局長を務めている菱山南帆子さんが報告する。
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平和への願いを次世代につなぐ
「幸せなら態度で示そう」
に込められた世界への誓い
大ヒットした「幸せなら手をたたこう」の作詞者、木村利人さんは靖国神社に親しんで育ち、「日本の正義」を信じていた軍国少年だったという。戦後、日本軍の残虐行為を知り、軍事国家が主張していた「アジア解放」は嘘だったと気づく。歌詞は、フィリピンでの農村復興ボランティアの体験から生まれた。その体験を漫画にまとめた西岡由香さんと、日本の現状や日本国憲法の意義について語り合った。
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最新版「9条の碑」を歩く
「壊憲」政治に対抗して全国で建設ラッシュ
戦争放棄を謳う日本国憲法9条の条文を刻む碑が全国各地にある。2018年の憲法特集で初紹介し、22年にも最新版を掲載したがその後も碑は増加。自民政治が憲法をないがしろにすればするほど危機感は高まり、碑の建設が増えているようだ。最新版の情報をお届けする。
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STOP! 9条改憲
変節し言葉もブレる岸田首相
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「結婚の自由をすべての人に」訴訟 札幌高裁が認めた憲法24条違反
同性カップルも「婚姻の権利主体」に
同性同士での結婚を認めない民法や戸籍法は憲法に違反するとして2019年から札幌、東京、名古屋、大阪、福岡と全国で続いている「結婚の自由をすべての人に」訴訟。今年3月14日には、東京地裁が「違憲状態」、札幌高裁は「違憲」とする判決を出した。特に「憲法24条1項は異性カップルだけでなく同性カップルの婚姻も同じ程度に保障している」という札幌高裁の判断は画期的だ。この意義を憲法学者が解説する。
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立法化求める声高まる
同性カップルが結婚できる法整備に
「反対」とした党なし
- きんようアンテナ
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