「小池都政」を現場から検証
2024年「首都決戦」
日本の政治は変わる
「反自民、非小池」の「オール野党共闘候補」を宣言し、蓮舫参院議員(立憲民主党)が東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明した。首都決戦には20人以上が立候補準備しているが、毎回、選挙には圧倒的強さを誇る現職の小池百合子都知事との事実上の頂上対決になりそうだ。その小池氏が2016年の前々回知事選で掲げた公約「7つのゼロ」などについても、すでにさまざまな批判が出ている。「待機児童ゼロ」は定義によって数値さえ食い違い
- 宇都宮健児インタビュー
困難を抱えているひとたちに
光を当てるのが政治の役割
弱者に冷たい都政の転換を!2020年の東京都知事選では小池百合子氏に次ぐ票数(約84万票)を集め、今回は蓮舫氏を擁立した「市民と野党の候補者選定委員」を務めた弁護士の宇都宮健児氏が小池都政の本質に迫る。
- コロナ相談や食料品配布の現場に知事は来なかった
都庁前、生活困窮者の列は
770人以上に達していたコロナ対応を自画自賛する小池都知事だが、医療崩壊で人が死んでいる時に五輪をやっていた、と雨宮編集委員は批判する。生活困窮者は増加、食料品配布には長い列ができていた。
- 「通達」継承で生徒や教職員を一層抑圧
「日の丸・君が代」は強制から「当たり前」
- 朝鮮学校差別、虐殺否定言説……
ヘイトスピーチを行政でやるのか
- 望月衣塑子の政治時評
「誰ファースト?」8年の都政の検証を
【特集】沖縄文学
土地の記憶と場所の力
琉球王国や琉球処分、沖縄戦、米軍統治、広大な米軍基地と基地被害など、独特な歴史を歩んできた沖縄では、文学も独自の歩みを重ねてきた。沖縄で日本軍による組織的戦闘が終わったとされる「慰霊の日」(6月23日)を前に、あらためて沖縄文学の魅力に迫る。
- 〈対談〉大城貞俊×又吉栄喜
特異な歴史を通して普遍的なテーマを描く戦後の沖縄文学にはどのような特色と魅力があるのか。芥川賞を受賞した、沖縄を代表する作家の一人、又吉栄喜さんの小説を横軸に、沖縄文学の歩みを縦軸に、作家2人が縦横無尽に語り合う。
- 8886の形式でうたわれる古典文学とシマ言葉
琉球王国が無くなる19世紀末まで、沖縄には「オモロ」「組踊」「琉歌」に代表される豊かな古典文学があった。それらを紹介し、シマ言葉との関係を考える。
- ジェンダー構造の深い淵の底で呻吟する女性の声と向き合う
女性たちは沖縄でどのように描かれてきたのか。そこには、どのような特色があるのか。ジェンダー研究の専門家が読み解く。
- 私の推し30選
「沖縄戦」「沖縄語」との格闘
- 沖縄のまんが12選
多種多様な世界を照射する
- 沖縄県石垣島
奪われた住民投票 止まらぬ軍事要塞化
「民主主義」が遠のく島で、人々は思う - 連 載
ウクライナ 抵抗する市民の力 第3回
「戦争クソくらえ」と連帯し立ち上がった
アーティストたち - くらしの泉
【健康】
省庁一丸で取り組む
機能性表示食品の制度強化策とは? - きんようぶんか
【本】
『平野丸、Uボートに撃沈さる 第一次大戦・日英秘話』
『利他・ケア・傷の倫理学 「私」を生き直すための哲学』
『核燃料サイクルという迷宮 核ナショナリズムがもたらしたもの』
【映画】『WALK UP』
【音楽】『浪花のモーツァルト キダ・タローのほんまにすべて』
【舞台】終のすみか『Deep in the woods』
【TVドキュメンタリー】