【集中連載】
岸田政権とは
何だったのか
この国の姿や社会をさらに悪化させる法律や政策を次々と打ち出している岸田文雄政権とはいったいなんなのか。どんな意志があるのかが、まったく見えてこない。まるで「真空」首相だ。時事通信社によると、6月の世論調査で岸田内閣の支持率は16.4%で、2012年12月の自民党の政権復帰以降、最低を更新した。他社の調査でも軒並み支持率が低下しており、政権の「死に体」化が進んでいる。自民は、9月の総裁選で党の看板(総裁)を掛け替え、衆院選に臨む考えかもしれない。だが、有権者の目先をいかにそらそうとしても、自民の本質は変わらない。21年10月から続く「真空」首相の「空洞」政権を検証する。
- 反貧困ネットワーク世話人・雨宮処凛さんインタビュー
雇用を安定させる強制力を持った法改正が必要岸田文雄政権の「異次元の少子化対策」が的外れなのは、貧困問題に手を付けないからだ。格差社会を修復するためになにが必要か聞く。
- つくろい東京ファンド代表理事・稲葉剛さんインタビュー
広がり続ける貧困に「再分配」の視点欠く政府リーマン・ショックとコロナ禍を経て貧困にあえぐ人々が増えている。だが、岸田文雄首相は「分配」を言わなくなった。
沖縄音楽 島唄から最新ラップまで
沖縄は「うたの島」と呼ばれるほど「うた」が暮らしに根付いている。そして、沖縄戦や米軍統治などが沖縄の「うた」にさまざまな影響を及ぼし、独自の発展をとげてきた。島唄から最新のラップまで、沖縄音楽の豊かな世界を紹介する。
- 上原渚(ネーネーズ)インタビュー
陰と陽がある沖縄の歴史歌を通して伝えていきたい
「歌い継ぐことは、大切なことです」。こうるのは、ネーネーズの中心的な存在である上原渚だ。ネーネーズは1990年に結成され、90年代の「沖縄音楽ブーム」を牽引した女性グループ。「黄金の花」や「テーゲー」「若夏ジントーヨー」など、これまでたくさんの有名曲を世に送ってきた。古謝美佐子さんらが在籍した初期を経て、現在はメンバーが一新され、若手実力者4人が美しい琉装に身を包み舞台に立っている。沖縄音楽が新たな時代に突入したと言われるいま、島の伝統歌謡を土台にする若い「おねえさんち(ネーネーズ)」はどこへ向かおうとしているのか。 - リョーサ(きいやま商店)インタビュー
直接的ではなくてもメッセージを込めて
黒い半ズボンに島ぞうりという、いささか不思議な出で立ちで歌い踊る3人の男たち、それがきいやま商店だ。石垣島出身の人気者、というよりも、今や沖縄ポップスの中心にあって、格別に勢いがあると評判を得ているバンドの一つだ。島のエイサーとロック・ビートをブレンドする「きいやまスタイル」、そして彼らの満面の笑みは、全国的なファンを獲得している。三線とボーカルを担当するリョーサ(崎枝亮作)さんに、自分たちの魅力を分析してもらった。 - 「どん底」より這い上がってきた苦難の戦後史
原点は戦後の壊滅的な状況下、米軍が設けた捕虜収容所にあった。以来、島唄の黄金期、コザ「民謡ロック」、復帰後の日本本土「沖縄音楽ブーム」、BEGINや安室奈美恵の登場……。「どん底」から今日の隆盛まで「切れ」ずに続いてきた、その底流をたどる。 - ハイサイ! 沖縄 PARADISE RADIO
南の島々の音楽と話題を提供 - フェスに行こうよ!
- 歌ガイド40選
- 連載
ウクライナ 抵抗する市民の力 第5回
人間の尊厳守るため各国に連帯呼びかける
「憂鬱」な作家の覚悟 - 新連載
身体にやさしい つくり方もやさしい「季節の薬膳」
朱夏涼菜 - パレスチナ
6月にパレスチナで医療支援活動を行なった猫塚義夫医師に聞く
「活気」と仕事がない 子どもが姿を見せない
国際的な検証の対象となった「米紙の権威」のガザ報道
イスラエル寄り報道目立つ『ニューヨーク・タイムズ』
広島市 平和記念式典へのイスラエル代表の招待、何が問題か
はまぐりのねごと(159)
なまくらのれん(246)
写日記(246) - くらしの泉
【お金】
離婚にまつわるお金について
どれくらい知っていますか? - きんようぶんか
【本】
『カーストとは何か インド「不可触民」の実像』
『生きる場所をどうつくるか』
『ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト
女性たちと映画をめぐるガイドブック』
【映画】『アイアム・ア・コメディアン』
【音楽】『美ぎ宮古ぬあやぐ』
【美術】「北斎 グレートウェーブ・インパクト
―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」
【TVドキュメンタリー】