10.7ガザ蜂起から1年
イスラエルによる
虐殺と破壊
ガザ蜂起に対する報復の名の下に、イスラエルによる虐殺と破壊が止まらない。この蛮行を前にして沈黙することは、イスラエルの共犯者となることを意味する。その後イランやレバノンのヒズボラとの間で小規模な交戦が勃発。この9月にはヒズボラとの交戦が本格化し、ネタニヤフ首相は「全力で攻撃する」と発言した。なぜイスラエルはこのように軍事行動に突き進むのか。現状を報告し、分析する。
- 「ナハル計画」の再開・強化へ
歯止めなきイスラエルの侵略的軍事行動イスラエル軍は9月27日、ヒズボラの最高指導者ナスララ師を空爆で殺害。レバノン全土における死者数は連日増えるばかりだ。米国は事前に作戦の詳細を知らされていなかったと報じられているが、米国の“支援”がイスラエルを野放図な殺戮に向かわせていはしまいか。
- ジョー・サッコ『ガザ 欄外の声を求めて』を手がかりに
繰り返される「テロリスト一掃」の名の下の虐殺10・7のガザ蜂起直後から「パレスチナ収奪の歴史を見ない戦局談議はイスラエルへの同化だ」と指摘してきた筆者。この1年にわたるイスラエルによるガザの無差別虐殺に、歴史からほとんど抹殺されかけてきた過去の事件を重ねる。
- 弾圧、ヘイトクライム、差別煽動……
イスラエルのアラブ人を
めぐる現在の状況が映し出すものイスラエル人口の2割はイスラエル建国後にイスラエル国籍をもたされることになったアラブ(パレスチナ)人である。10・7以降、彼・彼女らとその子孫は、さらなる困難にさらされている。
- パレスチナ・ポスター展「ガザの声が聞こえますか?」より
アーティストたちからの問いかけこの4月から8月まで首都圏を中心に緊急企画パレスチナ・ポスター展が開かれた。途切れることのない来場者があったという。作品の中からいくつかを紹介する。
- パレスチナ・ジェニン自由劇場アフメド・トゥバーシ芸術監督に聞く
演劇を武器に闘い、生きる「自由劇場」(The Freedom Theatre)は18年前、イスラエルが不法占領するヨルダン川西岸・北部にあるジェニン難民キャンプの中に設立された。子どもたちや若者を中心に、演劇や音楽、絵画、映画、写真、詩作などの表現を通じて「生きること」を回復しようという取り組みの場だ。劇場の芸術監督アフメド・トゥバーシ(40歳)が福岡市での市民や高校生らとの交流イベント参加のために初来日した機会をとらえ、自らの生き方やパレスチナの現状についてインタビューした。 (敬称略)
- 私が愛する「町中華」第2回
隣町のお店へ通い始めたらここも閉店へ - 日本の民俗信仰 祀りをたずねて(52)
山岳信仰 - 【連載】 これからどうする?
新しいメディアの時代 - 【提携連載企画】誰が私を拡散したのか37
ザッカーバーグへの怒り
「子どもを犠牲に、まだ金儲けするのか」 - 青木理の温泉という悦楽(30)奥飛騨の山と湯
余計なものが一切ない場所で
じっくりと思索にふける - らんきりゅう(34)
「新NISA始めます。」と平均年収201万円の不安 - くらしの泉
【お金】
介護倒れしないためにも
ビジネスケアラー支援の制度を活用して
新・買ってはいけない(389)
お手軽ですが 細部は不安な「味つけ油揚げ」 - きんようぶんか
【本】
『他なる映画と(1・2)』
『ルポ 超高級老人ホーム』
『音楽雑誌と政治の季節
戦後日本の言論とサブカルチャーの形成過程』
【映画】『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
【音楽】『Introducing Koichi Hirata - Live at alfie』
【美術】「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」
【TVドキュメンタリー】