総選挙の
「ほんとう」の争点

10月15日に公示された衆議院選挙は同27日に投開票が行なわれる。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題や裏金問題で批判を浴びた自由民主党は、選挙の顔となる新総裁に石破茂氏を選んだが、石破政権発足直後の支持率は伸び悩んだ。一方、野田佳彦新代表で選挙に臨む立憲民主党も、進まない野党共闘に悩む。停滞する日本社会はこのままでいいのか。それとも変化を求めるのか。総選挙の争点を探る。

  • 裏金と旧統一教会とジャニーズの共通点
    一党独裁の状態がなぜ80年近く続くのか
    森達也

    長期的で絶対的な権力は必ず腐敗して暴走する。それは、裏金問題や旧統一教会問題をみれば明らかだ。日本の政治を変えるにはなにが必要なのだろうか。

  • 保守の論理に詳しい古谷経衡さんに聞く
    再分配こそ政治の最も重要な役割

    自民党総裁と立憲民主党代表の交代はどのような影響を及ぼすのか。保守の論理に詳しい作家が解説する。

  • 菱山南帆子さんに聞く
    「市民と野党の共闘の
    積み重ねを崩してはいけない」

    聞き手・まとめ/竪場勝司

    市民と野党の共闘の運動に取り組んでいる「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」共同代表の菱山南帆子さんに、今回の衆院選の争点などについて訊いた。

ネコ・ねこ・猫

  • 【対談】雨宮処凛×想田和弘
    映画『 五香宮の猫』ネコとヒトのいのちの物語
    ともに生きるための知恵とは?

    岡山県・牛窓の猫たちと住人を主人公とした想田和弘監督による観察映画第10作『五香宮の猫』が今秋公開される。映画では神社・五香宮に住み着いた猫と彼らを対象とした地域猫活動、さらに猫をめぐるさまざまな人間の思惑や、集落の人々の生活の様子が美しい四季のめぐりとともに描かれる。同じく本誌編集委員でもあり、猫を愛する雨宮処凛さんと映画について語り合っていただいた。

  • 多摩川2024 "人害"をはじめ日常的に危険に晒されながら生きる
    猫とおぃちゃんの暮らし
    文・写真/小西修

    多摩川河川敷で遺棄された猫と路上生活のおぃちゃんたちを35年にわたり支援し、見守り続ける写真家の小西修さん。なかでも2019年の台風19号は、多摩猫たちに前代未聞の被害を与えた。あれから5年。小西さんに、厳しい生活環境下でも健気に生きる多摩猫たちの「いま」を綴ってもらった。

  • シリーズ「袴田巖さん無罪判決」
    検察が控訴断念!
    58年に及んだ闘い、ついに決着
    粟野仁雄
  • イスラエルの急拡大する戦線
    ネタニヤフ首相の「新中東」構想 小田切拓
  • 「誠信交隣」平和の思い乗せ日韓友好「新通信使に」
    朝鮮通信使の復元船、
    260年ぶりにゆかりの日本4港に寄港
    馬郡昭彦
  • 日の丸ヤミ金奨学金(24)
    生保受給者への搾取に裁判所加担 三宅勝久
  • 季節の薬膳
    秋麗茸三昧 新倉久美子
  • 暗夜胸に手をおいて 第十八夜
    猫の幸福、私の幸福 安達茉莉子
  • 【提携連載企画】
    国葬文書「不存在」取り消しを求め、Tansaが国を提訴3

    民主主義の基盤「情報公開」の順守を Tansa編集長 渡辺 周
  • 自由と創造のためのレッスン(144)
    「これは干ばつではなく強奪だ」 廣瀬 純
  • くらしの泉
    【食】
    米不足でもなぜ輸出を優先?
    重イオンビーム放射線育種米の問題点
    印鑰智哉
    新・買ってはいけない(390)
    「部屋干し用洗剤」が部屋干し臭を防ぐのは
    LASの毒性ゆえ
    渡辺雄二
  • きんようぶんか
    【本】
    『舌の上の階級闘争 「イギリス」を料理する』 武田砂鉄
    『なぜ地方女子は東大を目指さないのか』 高原 到
    『原発を止めた裁判官による 保守のための原発入門』 粟野仁雄
    【映画】『ジョイランド わたしの願い』 藤澤志穂子
    【音楽】『冗句冗談』 近藤康太郎
    【映画】『グレース』 田沢竜次
    【TVドキュメンタリー】 ワタナベ=アキラ
    【TV批評】 水島宏明
    【本箱】 小林和子(編集部)選

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