能登半島地震から1年
昨年元日の地震、同9月の豪雨と、度重なる災害に見舞われた能登半島。1年経っても陥没したままの道路や壊れたままの家など、発災直後とあまり変化のない光景が残る。復興どころか、いまだに危険な環境で暮らし続けなければならない被災者もいる。政府や地方自治体の抱える課題は大きい。一方で、公的な支援や制度が十分でない中、能登の文化や産業を潰すまいと、地域コミュニティを保ち、力強く生きている住民たちがいる。能登の被災地の現在をルポした。
- 被害の実態に応じた柔軟性ある支援体制の整備を
住宅再建を困難にする「住家認定」制度
- 伝統産業も文化財も大被害
輪島塗や能登牛飼育はどうなっている?豊かな自然に恵まれた能登半島の里山里海は国連の世界農業遺産に指定され、輪島塗や能登牛飼育など伝統的産業でも有名な地。これら有形・無形の伝統文化財が、地震や豪雨で壊滅的な被害を受けた。歴史と文化を受け継ぐ被災者たちはいま--。
- 「道路も大事だが、もっと大事なものがある」
住民をつなぐ地域コミュニティの底力高齢化、過疎化--昨年の地震発生直後に報道で繰り返された言葉だ。それを理由に「お金をかけた復興は合理的ではない」という無責任な声も一部広がった。しかし、二度の大災害を経てもなお、能登の人々は住み続ける意志が強く、再生に向けて動き出している。
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停戦でも占領は不変 遠のく問題解決 - 阪神・淡路大震災 追悼「1・17」
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内乱罪と
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トランプ政権発足で「新たな戦争」の脅威 - 【特集】能登半島地震から1年
「自助」「共助」頼み 不十分な「公助」 - 被害の実態に応じた柔軟性ある支援体制の整備を
住宅再建を困難にする「住家認定」制度 - 伝統産業も文化財も大被害
輪島塗や能登牛飼育はどうなっている? - 「道路も大事だが、もっと大事なものがある」
住民をつなぐ地域コミュニティの底力 - 〈スクープ〉ダイキンが大阪府の報道発表案を作成
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中身は町外からの活性炭
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尾池和夫の見る 食べる 学ぶ 第8回
2024年の地震火山活動
能登と日向灘でM6・8以上が発生 - くらしの泉
【食】
合成生物で作られたチョコレートが
日本にやってくる? - きんようぶんか
彫刻家・青木野枝の「ふりそそぐもの」
戦争の時代に入った国際社会に危機感
【本】
『山谷をめぐる旅』
『批評の歩き方』
『何処にいようと、りぶりあん 田中美津表現集』
【映画】『嗤う蟲』
【音楽】『ハッピー・コート』
【舞台】劇団かもめんたる『生ガキと笛』
【TVドキュメンタリー】