パレスチナと日本の子どものコラボレーション
2008年09月12日|カテゴリー:市民運動紹介
二〇〇一年から日本のアーティストたちが、レバノンのパレスチナ難民キャンプで子どもたち向けのアートワークショップを続けています。今回もその取り組みの一つで、テーマは「破壊と再生」。
昨年夏、難民キャンプの一つが戦闘で破壊され、四万人が家をなくしました。そこに住んでいた子どもたちは、仮住まいの中で「こんな街がほしい」という夢を作品にしました。そして、その話を聞いた日本の子どもたちも「こんな街をプレゼントしたい」と夢の街を作りました。
横一〇メートル高さ三メートルの迫力ある大壁画、横一〇メートル高さ二二〇センチの瓦礫の町や、難民として六〇年の時を刻んだ子どもたちの時計などたくさんの作品を飾ります。
また期間中、子どもアート教室、映画上映(『パレスチナ1948』『ナクバ』ほか)、アラブ楽器体験、コンサート、ラマダンの宴、NGO活動報告など各種イベントもあります。詳細はホームページをご覧ください。
●九月三日(水)?二九日(月)九時三〇分~一八時(入館一七時三〇分まで)、JICA横浜(横浜市中区新港2-3-1 電話番号 045・663・3251)
●共催/パレスチナのハートアートプロジェクト(代表 上條陽子)と特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン(電話番号 03・3953・1393 ファクス 03・3953・1394 メールアドレス ccp@bd.mbn.or.jp7http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/)