二〇〇〇年四月に介護保険制度がスタートして一〇年目を迎えようとする中、介護労働者の労働条件の劣悪さが、ようやく社会問題として注目され始めました。

　今回、介護保険報酬の表と裏をじっくり学んでケアワーカー運動の戦略を議論する集会「介護労働戦略会議」を開催します。

　均等京都では、同一価値労働同一賃金に基づいた職務評価を使って、介護労働の社会的評価を明らかにする調査研究をすすめていますが、この調査研究を、どのように実際に公正な賃金に結びつけることができるかの戦略を考える企画です。介護労働の現場を労働側からも経営側からも知り尽くしている岡部廉さん(元コムスン労働組合委員長、現在、(株)ケアリング専務取締役)を講師に迎えて、介護保険報酬の仕組みを学習し、あわせて、介護労働の社会的評価を明らかにし公正な賃金を勝ち取るために、どのような戦略が可能なのかを議論したいと思います。介護労働の運動に関心を持つみなさんの参加をお待ちしています。

◆二月二八日(土)一四時半～一七時/ウィングス京都二階セミナー室A(地下鉄烏丸御池駅・四条駅・阪急烏丸駅 徒歩約五分)/資料代五〇〇円(貧困者 三〇〇円)/主催:均等待遇アクション21京都

〒611-0031京都府宇治市広野町西裏99-14第一パールビル3F

電話番号　0774・43・8734　ファクス　0774・44・3102

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