読者会から
2009年08月21日|カテゴリー:読者会から
旭川読者会
七月例会では、人間が産み出すさまざまな制度や科学技術において、それを考え出した設計者の当初の意図を超え、あるいは予想だにしない事態に陥り、結果的に世の中に災いを及ぼしている事例が多々あるのではないかということが話題になった。情報通信機器の発達により知らない人間同士が時間や場所を越えてつながる垣根が下がってきている。そこでやりとりされる情報はどこまで信用できるかわからないが人間の思考から漏れ出す中身が垣間見えている。読者会の敷居も低くしたいと感じている。
問合せ(電話番号 0166・83・5582、メールアドレス yoskose@gmail.comこせき)
読者会・さいたま・日曜
8月23日(日)14時~15時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR浦和駅東口駅前コムナーレ九階)。誌面批評、以後フリートーク。
問合せ(電話番号 048・835・7867関根)
やまと日曜の会
七月は、本誌などの記事をもとに日本郵政問題、とりわけ政府が西川善文社長を続投させたことの真相について話し合った。また、副島隆彦・植草一秀著『売国者たちの末路』(祥伝社)など本の紹介があり、小泉・竹中構造改革政治のひどさについて意見が出された。
次回は、8月23日(日)15時半~17時半、大和市生涯学習センター二〇二小会議室(小田急相鉄大和駅一〇分)。
問合せ(電話番号 080・5454・0272ウチノ)
読者の会・浦和
8月27日(木)19時~、さいたま市常盤公民館会議室(京浜東北線北浦和駅西口7分)。八月上旬、連日舛添要一厚生労働大臣の声が、ワゴン車のスピーカーから流れてくる、さいたま市。次回の例会は衆院選投票直前ですが、テーマは「癌」。大腸癌の手術を経験した参加者が、診断書、検査・手術の同意書、領収書など、読者会に限定してプライバシー情報を公開します。近年、癌の治療は目覚ましい発展を遂げる一方で、大腸癌の死者数はここ半世紀で約一〇倍に増加しています。癌を患わないと気がつかない「格差社会と癌の関係」を討議できればと思います。
問合せ(電話番号 048・834・1232江上)
奈良五條読者会
8月29日(土)13時半~。近刊の本誌を軸に話し合う予定です。気軽にご参加を。
会場ほかの問合せ(電話番号 0747・25・2538井西)
名古屋・春日井方面読者会
8月29日(土)14時~17時、レディヤンかすがい第四会議室。参加費・駐車場無料。年末に名古屋で金曜日の講演会が予定されましたのでその打合せをしたいと思います。東海地区の皆々様にご協力よろしくお願いいたします。
問合せ(電話番号 090・7955・9157あだち)
杉並・世田谷読者会
8月30日(日)13時半~17時、代田区民センター第3会議室(京王井の頭線新代田駅1分)。暑い折ですが、当日は衆議院投票日。歴史的な日となるか、それを含めて討論したいと思います。ぜひ投票してからおいでください。
問合せ(電話番号 070・5596・0037藪田)
倉敷読者会
七月の参加は一四人。第一部は七月三日号「従軍リポート アフガンをゆく(6) 至難の用水路建設二〇キロ」を読み合わせ討論。ペシャワール会の中村哲氏は映画『花と龍』の主人公・玉井金五郎の孫。「用水路建設に邁進する生き方に感銘を受けた」「でも家族が行くと言ったら自分は反対する」「カンパすることは大切なこと」などの意見が出た。第二部は「恐慌論」をテーマに討論。生産の伸びが消費の伸びを超えるために恐慌は発生する(過剰生産恐慌)。現在は信用恐慌から金融恐慌へと発展している。恐慌において資本の側は設備の廃棄、新しい市場の獲得、税金による不良債権の処理を行なう。他方で、働く者の側は体験し学習することで社会を変革する力が準備されていく。「日本人の性格からして無理なのでは」「しかし環境の問題も差し迫っている」「いかなる社会をつくるか」「そのための読者会だと思っている」などの意見が出た。
次回は、8月30日(日)13時半~17時、倉敷労働会館。参加費五〇〇円。テーマ「特高、公安警察」。
問合せ(電話番号 090・3880・3914堀井)
みやぎ読者会
9月2日(水)18時~20時45分、仙台市民活動センター七階フリースペース。参加費無料、飲み物は各自持参。テーマは「今回の衆議院選挙の結果」です。
問合せ(電話番号 022・235・8876加藤)