「在朝被爆者」の映画を上映しませんか
2009年09月11日|カテゴリー:市民運動紹介
朝鮮民主主義人民共和国で暮す被爆者を描いた映画『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』の制作をし、現在は上映の普及活動を行なっています。
昨年六月の「被爆者援護法」改正によって、韓国人・在米日系人被爆者などにも日本政府による援護措置が実施されるようになりました。そうした中で、「棄てられた被爆者」となっているのが在朝被爆者です。三八二人が健在であることが確認されていますが、食糧・エネルギー・医薬品が不足する厳しい状況の中で、被爆者たちの健康状態は極めて悪く次々と亡くなっています。
映画はある一人の被爆者の、自宅アパートや療養所などでのようすが中心になっています。それは、被爆者の日常生活の中から、在朝被爆者をめぐるあらゆる問題を描きたいという伊藤孝司監督の考えからです。映画からは、現在の日朝関係の異常さについても見えてきます。
この映画を日本各地で上映していただくことで、在朝被爆者への補償と援護措置の実現と、最悪な日朝関係改善のために少しでも寄与することを望んでいます。お住まいの地域でも上映してみませんか。
★問い合わせ先:〒462-0825愛知県名古屋市北区大曽根4-6-60
コリアンネットあいち気付
ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会
電話番号 090・5450・5934
メールアドレス iinkai@mbn.nifty.com
URL http://www.jca.apc.org/~earth/iinkai.html