「コンゴフォン」で医療支援を! 世界の医療団
2010年08月20日|カテゴリー:市民運動紹介
世界の医療団は中部アフリカに位置するコンゴ民主共和国の医療支援活動キャンペーンのためのWebサイト「コンゴフォン」をオープンいたしました。
九〇年代末、この国で起きた紛争はおびただしい数の犠牲者を出し、第二次大戦以降最も非人道的な戦いの一つとされています。紛争終息後も政情混乱と経済低迷が続き、その結果、医師は足りず、子どもたちの五人に一人は五歳まで生き延びることができません。
コンゴの現状は今まで日本のメディアで大きく取り上げられることはなく、距離だけではなく意識の中でも日本からはとても遠い国となっています。しかし、私たちが使用している携帯電話などの電子機器には「コルタン」という鉱物が使われ、世界の埋蔵量の八〇%はコンゴにあるとされています。この資源の奪い合いが紛争の原因の一つだという報告も。つまり私たちの生活とコンゴには実はとても深い繋がりがあるのです。
コンゴ医療支援キャンペーンサイト「コンゴフォン」(URL http://www.congophone.com/)では、身近な携帯電話を入口とし、コンゴの人々が直面する貧困や医療アクセスの不足を“はるか彼方の悲劇”ではなく、自らの関心と行動によって変えることができる事象の一つであることを動画で分かりやすく解説。SNS(twitter 等)を使って是非ご参加ください!
▼お問い合わせ:世界の医療団
メールアドレス info@mdm.or.jp
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