権力の弾圧との闘いに奔走し、一九八六年に二九歳で夭折した故多田謡子弁護士。多田謡子反権力人権基金は、その遺産を元に友人たちが運営しています。毎年一二月、国家権力をはじめとしたあらゆる権力と闘い、人権擁護に尽くした団体および個人に賞金を贈呈して講演会を開催し、闘い続ける人々を応援していくことを目的としています。

　昨年は、移住労働者・外国人の権利獲得の闘いを続ける移住労働者と連帯する全国ネットワーク、国労組合員で唯一の国労バッジ着用を続ける辻井義春さん、上関原発反対運動を続ける上関原発を建てさせない祝島島民の会が選ばれました。本年度も、下記の要領で多田謡子反権力人権賞の候補者の推薦を受け付けます。多数のご推薦をお待ちしています(これまでの受賞者は当基金のホームページで閲覧できます。URL　http://tadayoko.net )。

▼賞の内容:多田謡子の著作『私の敵が見えてきた』、および金二〇万円の贈呈。

▼推薦方法:候補者名と活動分野の簡単な紹介を付して、文書で下記住所に郵送、FAXまたはメールで送信してください。

▼推薦締切:9月30日

▼推薦受付先:〒104-0061 中央区銀座8丁目8番1号出雲ビル4階
東京銀座総合法律事務所内 多田謡子反権力人権基金運営委員会
電話番号　03・3573・7737
ファクス　03・3573・7189
メールアドレス web@tadayoko.net(※お問い合わせはできるだけメールでお願いします)