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女性国際戦犯法廷から10年・国際シンポジウム

 二〇〇〇年一二月に開かれた女性国際戦犯法廷は、日本軍の性奴隷を強いられた女性たちの尊厳の回復と、戦時性暴力の不処罰の連鎖を断ち切ることを求めて開かれた民衆法廷でした。

 判決には、「慰安婦」問題の解決のための課題が勧告として記されましたが、いまだ日本政府の明確な謝罪・補償はなされず、「慰安婦」攻撃は後を絶ちません。

 女性国際戦犯法廷から一〇年を迎える今年、この一〇年を振り返り、新たな思想的課題と運動課題を共有したいと考え、国際シンポジウムを開催します。当日は、「法廷」国際実行委員会・共同代表の尹貞玉さん、インダイ・サホールさん、「法廷」首席検事パトリシア・セラーズさん、中国・フィリピン・韓国の被害女性のほか、多くの方々が参加します。二度とない機会です。ぜひご参加を!

【タイトル】「法廷」は何を裁き、何が変わったか?性暴力・民族差別・植民地主義?
【日時】12月5日(日)10時~18時
【会場】東京外国語大学
【参加費】一般:2000円、学生:1000円※要予約につき、電話でお問合せください。
【問合せ】電話番号 03・3202・4633または03・3818・5903
【主催】女性国際戦犯法廷10周年実行委員会
【共催】東京外国語大学・海外事情研究所
【協賛】『週刊金曜日』※賛同も歓迎です。(郵便振替口座:00130-2-781701/口座名称:女性国際戦犯法廷10周年実行委員会)個人賛同2000円(1口)